【独自】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンセダンの予約は好調?販売店での販売方法やお客さんの反応は?予約状況なども含めて確認してみた

新型クラウンセダンの評価は総じて良さそうだ

2023年11月2日に発表された、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウンセダン(Toyota New Crown Sedan)。

新世代クラウン群第三弾として発表され、これまで登場してきたクラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)やクラウンスポーツ(New Crown Sport)とは異なり、後輪駆動[FR]をベースとしたプラットフォームを搭載します。

そんなクラウンセダンですが、私がお世話になっているトヨタディーラーでも予約受注を受け付けているものの、発表前のブログでもお伝えした通り、単なる先着順での販売ではなく、ある一定の条件を設けた販売となっています。

これに対するお客さんからの反応に加え、価格帯の評価なども含めて実際にディーラーに訪問・取材してきました。


私がお世話になっているトヨタディーラーでの販売条件をチェックしていこう

早速、私がお世話になっているトヨタディーラー4店舗(トヨペット/トヨタカローラ/ネッツトヨタ/トヨタ自動車)での新型クラウンセダンの販売条件についてチェックしていきましょう。

販売条件に関しては、各販売店もしくは経営母体の方針によって大きく異なると思いますので、あくまでも参考程度にて見て頂けますと幸いです。

・現行もしくは先代クラウンを現在も所有していること

・過去のトヨタディーラーでの購入履歴において、所有期間が1年未満のものがある場合は対象外

・新車購入・登録後「1年間は転売・輸出」などを行わない(誓約書にサインを求められる)

以上が、初回1年間の振り分け台数分に対する販売条件になります。

前回のブログでは、誓約書(確認書?)に関する説明は無かったのですが、どうやら4店舗の内、トヨペット系とトヨタ自動車系の2店舗にて新たに追加されているそうです。

この他にも、「新旧クラウン含む下取り車があれば優先度アップ」「ローンや残価設定、リースであれば優先度アップ」などもあるようですが、あくまでも優先度がアップされるだけで、強制ではないとのこと。

こんなに厳しい制約を設けて「本当に売れるのだろうか?」という疑問・不安はあったが…

先程の厳しい販売条件に加え、各販売店の最初の1年間の振り分け台数は以下の通りとなりますが、「これだけ厳しい販売条件を設けて本当に売れるのだろうか?」という疑問や不安も。

・トヨペット:8台

・トヨタカローラ:8台

・ネッツトヨタ:7台

・トヨタ自動車:9台

上記の1年間の振り分け台数に対し、発表から2日が経過しましたが、トヨペットでは6台が売れ、トヨタカローラとネッツトヨタは完売、そしてトヨタ自動車は8台が売れているとのこと。

ちなみにトヨペットとトヨタ自動車については、2023年11月3日~5日の三連休の間で、既にアポ取りされているお客さんとの商談予約が入っているため、その枠を残しているためだそう(しかも購入することはほぼ確定)。

つまり、この商談分で受注を獲得すれば、全ての枠が埋まるということになるそうで、以前のクラウンスポーツのように枠が余ってしまい、トヨタディーラーからわざわざアプローチしなくとも人気は十分にあるそうです。

2ページ目:新車販売価格730万円からに対してのお客さんの反応は?