【独自】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンセダンの予約は好調？販売店での販売方法やお客さんの反応は？予約状況なども含めて確認してみた

2023-11-04

(続き)トヨタ新型クラウンセダンが発表されてのトヨタディーラーでの反応は？

引き続き、トヨタディーラーに取材しての新型クラウンセダンに関するお客さんの反応をまとめていきましょう。

契約された多くのお客さんが、クラウンセダンの金額について反応しているが？

そして私がお世話になっているトヨタディーラーによると、実際にクラウンセダンを購入・契約された方々の反応としては…

・デザインや質感は、クロスオーバーやクラウンスポーツよりも良い

・ようやくセダンが発表されて安心した。デザインや性能も十分だし、価格帯は高いけど、それだけの価値があると思っている

・クラウンで遂に700万円超えか…正直驚いたけど、トヨタがその金額で販売するだけの自信と覚悟があるのだろう

・FCEVは800万円超えで、まだまだ水素充填ステーションが普及していないので買えないが、2.5L HEVの性能とカッコ良さを見て何だか安く思えた

など、価格面に対して驚きはあったものの、その一方で「本物のクラウンセダンだからこそ、700万円でも800万円でも、特別なプライスで売るべき」という意見もあり、意外と好印象なのだとか。

購入層はやはり50代以上の男性が多め

そして最も気になるのが購入層。

新型クラウンセダンは、ニューフォーマルなセダンとして「おじさんクサイ」印象をできるだけ少なくしたモデルではあるものの、価格帯などを考慮すると、どうしてもターゲットは年齢層高めになってしまいます。

今回の初回1年間の枠・条件に対する購入者の多くが、やはり50代以上の男性がほとんどで、その多くが法人であることも。

なかには30代～40代の男性との商談もあったそうですが、総支払額が700万円台後半～800万円台になることを考えると、その金額の高さから断念する方も多いそうです(なかには見積もりやカタログだけ取得して、全く連絡が無いような冷やかしの新規客も多いとのことですが…)。

以上より、トヨタが代表するクラウンシリーズの最高峰ということもあり、お客さんの層もクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツと大きく異なるからなのか、予約も好調なのは意外でした。

それだけクラウンセダンを待ち望んだ方が多いのだと思いますし、セダンのデザインに惚れ込んだ方も多いのだと思いますが、何よりも一番大事なのは本当に欲しいと思うユーザーの手に届くことで、販売店の多くが苦言を呈していましたが、YouTubeなどの動画のネタや、転売用として買われてしまい、1,000km～2,000kmぐらいでほとんど乗られずに売られてしまうことが一番残念とも語っていたのも印象的でした。