誓約書は一体どこへ?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアが中古車サイト・カーセンサーにて累計「40台」以上販売中。最高値で未だ2,000万円
一部の販売店では誓約書にサインを求められるはずだが、もはや「無きもの」になっている?
2023年6月に発表・発売されて、もうすぐ5か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)。
私も本モデルを購入・契約済ですが、新車購入する際に「新車登録後1年間は転売・輸出しない」旨が記載された誓約書にサインを求められました。
独自に取材を進めたところ、どうやら誓約書を導入しているところとそうでないところがあるようで、抽選販売しているところとそうでないところがあったりと、全く統一感の無いお粗末な内容であることも明らかに。
そんなアルファード/ヴェルファイアも、気が付けば大手中古車サイト・カーセンサーにて、2023年11月7日時点で累計「44台」も販売されていることがわかりました。
アルファードは「26台」、ヴェルファイアは「18台」販売されている
早速、大手中古車サイト・カーセンサーにて出品されている新型アルファード/ヴェルファイアの内訳を見ていくと、前者が「26台」、後者が「18台」の累計44台が出品。
ここまでの出品車両が出てくると、「結局誓約書のサインって何だったの?」と疑問や不信に思う方も多いと思います。
早速ですが、各モデルに設定されているグレード別での価格相場を見ていきましょう。
新型アルファードの中古車相場はどうなっている?
まず、アルファードのガソリンZ/ハイブリッド(HEV)Z/ハイブリッドEXECUTIVE LOUNGEの相場をチェックしていきましょう。
[ガソリンZ]
車両本体価格:828.0万円~1,265.0万円
総支払額:848.0万円~1,290.0万円新車販売価格:540万円~559.8万円
[ハイブリッド(HEV)Z]
車両本体価格:1,100.0万円~1,265.0万円
総支払額:1,115.0万円~1,280.0万円新車販売価格:620万円~642万円
[ハイブリッド(HEV)EXECUTIVE LOUNGE]
車両本体価格:1,600.0万円~2,000.0万円
総支払額:1,650.0万円~2,019.4万円新車販売価格:850万円~872万円
アルファードのグレード別での中古車・新古車相場は以上の通りとなります。
最も安価なガソリンモデルでも、中古車相場の最安値が828万円なので、新車価格に対して+280万円アップ(約1.5倍)。
ハイブリッドZに関しては、球数が少ないこともあってか、中古車相場の最低価格が1,100万円と超高額で、新車価格に対して+500万円ほどアップ(約1.8倍)。
EXECUTIVE LOUNGEの中古価格がLM500h EXECUTIVEと同額という謎
そして最上位グレードとなるハイブリッドEXECUTIVE LOUNGEは、中古車相場の最低価格が1,600万円で、最高額は何とレクサス新型LM500h EXECUTIVEと同じ2,000万円ジャスト。
さすがにここまでの価格帯になってくると、2列4人乗りのLM500hを購入した方が幸せになれそうですし、おまけに納期も2024年初め頃と早めですから、カーセンサーにて新車価格の2倍以上を支払う価値があるのだろうか?と云われると微妙なところ。
「価格応談」も一体どれぐらいの価格帯で販売しているのやら…
なお、今回はあくまでも中古・新古車の車両本体価格と総支払額が掲載された個体のみを相場一覧として記載していますが、「応談」になっている車両に関しては、価格情報が不明なので相場一覧に含まれていないので注意してください。
価格応談のEXECUTIVE LOUNGEもありますから、もしかすると2,000万円~3,000万円もするような驚きの価格設定かもしれません。