トヨタ新型60系プリウスが納車されて9か月が経過!納車時に不満に感じていた「あのポイント」を再評価してみる→ネガティブのままの評価も?
新型プリウスが納車されて9か月が経過したが、総じてプリウスは「よく考えられた車」だと思う
2023年2月に私に納車されて9か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)。
走行距離も5,000kmを超え、街乗りだけでなく近場乗りや中~長距離乗り用としてもフル活用しています。
今回は、本モデルが納車されて9か月経過しての「当初不満に感じていたポイント」を再度評価していきたいと思います。
本モデルが発売された直後は、「運転席のメーターが見づらい」「アイポイントが低すぎて視界が悪い」「Aピラーが太過ぎて、これまた視界が悪い」「助手席・後席が乗降りし辛い」など、とりあえず運転に支障を来す?ようなものも含めた不満ポイントなどをいくつかピックアップしましたが、実際に普段使いしてみて、これらの不満ポイントがどのように評価が変化したのか?それとも相変らず不満なままなのか?チェックしていきましょう。
運転席からのメーターは見づらい?それとも見やすい?
まずはプリウスが発売された直後から、SNSでも何かと叩かれた運転席からのメーターの見やすさ・見づらさについてですが、しっかりとシートポジションとステアリング位置が調整できていれば、特に問題は無し。
見え方としては、まさに上の画像の通り、7インチ液晶メーターの下部中央の余白部分に、ステアリングの12時に円弧の部分が被るぐらいなので、特に違和感に感じたりはありません。
おそらくインホイールメーターに慣れている方からすると、アウトホイールメーターは違和感に感じるかもしれないのですが、このメーター配置は、疑似的なヘッドアップディスプレイとしても活用できるため、慣れてしまうと「むしろ運転中の視界に速度情報が入って来る」ので使い勝手は良いのかもしれません。
但し、このメーターの見やすさ見づらさについては、ドライバーの姿勢や体型、座高の高さなどによって大きく異なりますし、体型によってはステアリングと太ももが当たってしまったり、ステアリングの12時の円弧の部分が、メーター下半分と被さってしまうことも考えられるため、自分自身にとって最適なシート/ステアリングポジションを見つけていかないと、中々馴染まないのかもしれません。
アイポイントは相変わらず低いまま?
続いては、運転席に座ったときのアイポイントの高さについて。
これは言わずもがな、納車された直後から変わらず「低い」と感じていて、どれぐらい低いのかというと、現行レクサスISぐらいのようなスポーツセダンの低さだと思っています。
過去にIS300 F SPORT Mode Blackを所有し、現在はIS500 F SPORT Performanceを所有する私でも、プリウスは「相変らず車高低いし、アイポイントも低いなぁ」と感じますし、プリウスを乗ったあとにIS500 F SPORT Performanceに乗ると、「ISとプリウスってアイポイントの低さ似てるんだなぁ」と思うことがしばしば。
この違い・フィーリングを伝えることは中々難しいのですが、それだけ新型プリウスがスポーティカーのようなスタイリングを持っていること、これまでの悪しきイメージを脱却するため、ユーザー層を若返らせる狙いがあることも強く感じられますし、そのために「意図的に年齢層高めの方が乗降りし辛い」ように設計しているのではないかと考えていて、その追加要素としてアイポイントの低さもメーカーの意図的な狙いがあったのではないかと?とも推測。
とはいえ、プリウスのアイポイントの低さは「スポーツカーのように運転しづらい」というほどでもないため、これも慣れてしまうと特に問題ないと思います。