遂に新型NXの一部グレードが受注停止!新型LBXの受注は好調?IS500は販売終了?レクサスが2023年11月「3回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新
2023年10月末時点でカウントダウン販売が始まっていた新型NXだが…?
レクサスの主力ラインナップモデルでお馴染みとなる、ミドルサイズSUVの新型NXですが、2023年10月下旬の時点で、最も売れ筋でもあるハイブリッドモデルのNX350hがカウントダウン販売を開始し、いつ受注一旦停止になってもおかしくない状況でした。
ただこれだけでなく、2023年11月上旬~中旬にかけて、今度はガソリンモデルのNX350/NX250や、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのNX450h+もカウントダウン販売をスタートしていたそうで、既にNX450h+以外は受注一旦停止となっているようです。
この他にも、2023年11月に発表されたばかりとなる新型LBXの受注状況含め、同月「3回目」となる最新工場出荷目途一覧をチェックしていきましょう。
新型LBXの受注状況は好調?それとも…?
続いて、レクサス初となるBセグメントSUVモデルとなる新型LBXの受注状況についてチェックしていきましょう。
私がお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、メーカー抽選限定100台のみとなる特別グレードBespoke Build(ビスポーク・ビルド)に関しては、車両本体価格やメーカーオプションの価格帯が想像以上に高額だったのか、僅か2名の抽選申込に留まっているとのこと。
一方でスタンダードグレードとなるCOOL(クール)とRELAX(リラックス)ですが、これらも初回1年間の受注枠に関しては抽選になるものの、その抽選枠分は埋まりはしましたが、想定していた「抽選枠の2倍~3倍」といった数値には程遠く、僅か1.2倍程度の倍率だったそうです。
これもおそらく、車両本体価格460万円~のスタートプライスに対して、助手席シートベンチレーションや後席エアコンの吹き出し口(ベンチレーション)が備わっていなかったり、9.8インチのディスプレイオーディオに留まるなど、「価格帯に見合った装備内容ではない」「何れ一部改良やマイナーチェンジで装備内容が充実したモデルが登場するだろう」ということを見越して、敢えて注文していない方も多いのかもしれませんね。
IS500 F SPORT Performanceが生産終了するかどうかは不明
続いて、2023年10月中旬時点で既に受注受付けを停止しているIS500 F SPORT Performanceですが、こちらについては、厳密に2023年をもって生産終了するかどうかは未定で、今後一部改良が実施されるかもわからないとのこと。
レクサスのラインナップモデルで、唯一旧世代のインフォテイメントシステムを継続しているISシリーズですが、個人的に使い勝手という面では、新世代よりも圧倒的に満足度が高いものだと思っていますし、ナビゲーションディスプレイも10.3インチと適度なサイズ感で視界の邪魔にならず、何よりもナビとテレビ(DVD) or 音楽 or エアコンなどの2画面設定ができるのも魅力の一つだと考えています。
こうしたカスタマイズは、新世代コネクティッドナビ+ディスプレイオーディオでは不可能ですし、ある意味旧世代を継承しているのも、コスト低減だけでなく一部ユーザーの「残してほしい」という声を反映しての結果なのかもしれません。