こんな提案を頂いた。日産ディーラーが新型エクストレイルe-POWER(T33)[2WD]を「買取させてほしい」→私が所有する仕様を求めているお客さんが多いようだ

ディーラーから様々な提案を頂くことは多いが、まさか買取を提案されるとは…

2022年12月に私に納車されて、もうすぐ1年が経過しようとしている日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

本モデルの走行距離も5,000kmほどと、そこまで距離は伸びていないものの、ミドルサイズSUVでありながらも適度なサイズ感と見晴らしの良さ、そして優れた燃費性能(無給油で1,100km以上走れる)を持っているため、近場移動から長距離移動まで重宝している一台です。

そんなエクストレイル(T33)が、もうすぐ納車後12か月点検の時期を迎えるため「そろそろ点検の予約とらないとなぁ」と思い、いつもお世話になっている日産ディーラーに連絡してみたところ、点検の日程調整の回答とともに「もし手放すタイミングがあれば、弊社にてエクストレイル(T33)を買取させていただけないでしょうか?」という驚きの提案を頂くことになったんですね。

なぜこのようなやり取りになったのでしょうか?


どうやら前輪駆動[FWD]モデルで2トーンカラーの個体はかなり珍しいようだ

今回、日産ディーラーからエクストレイル(T33)の買取提案を頂いた理由が、「前輪駆動(FWD)モデルでホワイト×ブラックルーフ2トーンの個体が欲しい」というお客さんが複数人いるから。

厳密にいうと、私がお世話にいなっている日産ディーラーでは、2023年11月下旬時点で現行エクストレイルe-POWER(T33)の2トーンカラーモデルは受注を停止していて、その理由が既に予約していたユーザー分の受注で2024年夏頃までの枠が全て埋まってしまっているからなんですね。

おまけにほとんどの方が、エクストレイルe-POWER(T33)のホワイト×ブラックルーフ2トーンで、Gグレードの四輪駆動[e-4ORCE]を選択しているため、前輪駆動[FWD]を選択される方は全体の1割程度しかいないそうです(ある意味で希少)。

一部改良もなくイヤーチェンジのみで値上げすることも理由の一つ

2023年モデルの2トーンカラーの枠が埋まってしまっている一方で、2024年モデルは、一部改良やマイナーチェンジなどの予定もなく、あくまでもイヤーチェンジという名目だけになり、車両本体価格も「材料費と物流費の高騰」により更に値上げするとのことですが、2トーンカラーの予約待ちの方々が「次の発注」まで待つことができず、現在所有している車の車検も迫っているため、「それなら新古車や中古車で同じ仕様の車は無いのか?」という問い合わせも増えているそうです。

そのなかに、私が所有する仕様を望む方も複数人いらっしゃるそうですが、ダメ元で複数人の既存オーナーを対象にアプローチしているなかで、私にも声がかかったのが今回の経緯になります。

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