三菱の新型デリカミニが納車されて6か月が経過!王者N-BOXと比較すると残念なところも…三菱が2023年12月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

早いもので、私の新型デリカミニも納車されて半年&走行距離5,000kmを突破

2023年6月に私に納車されて6か月が経過した、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

嬉しいことに、2023年12月7日に開催された「2023~2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、デリカミニが「2023~2024 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

eKクロススペースをベースとしたビッグマイナーチェンジ版ということもあり、これまでの三菱のイメージを大きく変えたスーパー軽トールワゴンです。

もちろん見た目だけでなく、その使い勝手の良さや走り、乗り心地も個人的に高く評価していて、今回は本モデルが納車されて6か月経過してのインプレッション内容、そして三菱が2023年12月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新していますので、こちらも併せて紹介していきたいと思います。


やっぱりデリカミニは見た目から最高

まずデリカミニが納車されて6か月経過しての印象として、やっぱり見た目はキュートで愛嬌があるということ。

テレビCMに登場するイメージキャラクターの「デリ丸。」や、女優の水川あさみさんなど、デリカミニとの相性が良いだけでなく、オフロードや雪道での走破性をさりげなく演出しつつ、それでいてリヤシートのアレンジ力もアピールするなど、CMの力を上手く活用した内容だと思っています。

特にデザインに関しては、あくまで個人な感想にはなりますが、武骨なフロントマスクでありながらも、これまでの三菱には無かった欧州車チックなU字型LEDポジションランプを採用するなど、その車の個性を上手く演出しているように感じられます。

アッシュグリーンメタリックは意外と汚れが目立ちにくい

そしてデリカミニより新しく採用されたアッシュグリーンメタリックですが、これもイメージカラーであり、「デリ丸。」の化身のような色合いでもありますが、ブラックや濃色とは異なって汚れ(花粉や黄砂など)が極端に目立つような色合いでもないのは良きところ。

もちろん、洗車をすればメタリックの良さが更に際立ちますし、フロント・リヤにはフェンダー風のブラック塗装に仕上げられるなど、さりげなく手間とコストがかかっているところも。

内装では良きところや残念と思う点も

続いて内装も見ていくと、運転席・助手席のドリンクホルダーには、細長いボトルや缶を置いても、倒れにくいように固定用の爪があるのは便利。

これはスーパー軽トールワゴンの王者であるホンダ新型N-BOXには採用されていないところで、細長い缶やペットボトルを置くと、走行中にズレて悲惨なことになってしまうため、こういったさりげない装備はとてもありがたいところです。

一方でちょっと残念に思うのは、格納式シートバックテーブル。

N-BOXの場合だと、運転席と助手席の両方にテーブルが設けられますが、デリカミニは助手席のシートバックのみ。

おまけにUSBチャージャーも助手席側なので、運転席のシートバックにはポケットすらも設けられずとても寂しい状況です。

なぜ運転席側にもシートバックテーブルを設けなかったのかは疑問ですが、後席に子供を乗せたりお客さんを乗せたりすることもあり、そういったときにシートバックテーブルのドリンクホルダーはかなり重宝しているので、せめてディーラーオプションにて追加装備できるなどの配慮があっても良いのでは?と思ったりもします。

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