僅か「38台」しか生産されなかった希少なレッドカラーのレクサスLFAが競売に出品!走行距離は僅か「109km」の極上品…予想落札価格は1億円超えか
(続き)アブソルートリーレッドにペイントされたレクサスLFAを見ていこう
改めて今回出品されるレクサスLFAを見ていきましょう。
本モデルは世界限定500台中270台目に製造された個体で、20インチのポリッシュホイールが装着されるなど、オプション費用としては意外と控え目な2,500ドル(日本円に換算して約37万円)。
高度な技術が詰まっているLFAですが、65%が炭素繊維強化ポリマー(CFRP)で作られたモノコックボディを特徴とし、軽量でありながらも剛性の高いシャーシを実現。
アルミニウムのみの場合と比較して、100kg以上を軽量化に成功しているのもポイントですが、それ以上にこのモデルの一番の特徴がエンジン。
パワートレインは、ヤマハとの共同開発により、F1からインスピレーションを受けた可変バルブタイミング付きとなる排気量4.8L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し最高出力560ps/最大トルク480Nmを発揮。
トランスミッションは、パドルシフト付6速セミATのみが搭載され、駆動方式は後輪駆動[RWD]、0-100km/hの加速時間は僅か3.6秒と云われています。
サイドを見ていくと、格納式となるリヤスポイラーが搭載され、足もとにはポリッシュ仕上げとなる20インチホイール、そして足回りにはブレンボ製カーボンセラミックディスクブレーキとイエローのブレーキキャリパーを装着しています。
インテリアもボディカラーに合わせて刺激的なレッド
続いてインテリアを見ていきましょう。
レッドのボディカラーとの統一感を持たせるために、シートはオールレッドのフル本革を採用。
更にステアリングホイール(アメリカ向けなので左ハンドル)や内ドアの持ち手部分等にも、レッドの本革でアクセントを加味するなど、オーナーの強いこだわりが見受けられますね。
ダッシュボードやセンターコンソールはエレガントなブラックの本革にまとめられ、レッドのシートとのバランスが絶妙。
シートもかなりスパルタンな仕上がりになっていますね。
こちらはメーターデザイン。
後のIS F SPORTなどにも採用された8インチ液晶+リングタイプの先進的なメーターデザインで、走行距離は事前情報の通り68マイル(109km)と全く走られていません。
センターコンソール周りにはカーボンファイバのオーナメントパネルが見られず、意外にもシンプル。
ただし本革ではない内ドアハンドル周りには、さりげなくカーボンファイバオーナメントパネルを採用するなど、細部にまでコストがかかっていますね。
予想落札価格は優に1億円を超えてくる?
最後に気になる予想落札価格ですが、Mecumオークションによると850,000ドル~950,000ドル(日本円に換算して約1.2億円~約1.4億円)とのことで、もはや手の届かない高嶺の花となっているようです。
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Reference:MecumAuction