「世界で最も酷い」と評されるホンダS2000のカスタムモデルが競売に登場!改良されず値上げだけした(2024年)インフィニティ新型Q50が発売スタート
ここまで過激なカラーに仕上げたS2000は、ワイルド・スピードに登場したショッキングピンクの個体以来かも
ホンダが1999年に創立50周年を記念して発表・発売した2ドアオープンスポーツカーS2000。
過去これまで、様々なカスタマイズモデルが登場し、更に映画「ワイルド・スピード」の影響で価値が高騰するなど、ホンダのラインナップモデルでは神格化されているモデルの一つでもあります。
2024年に開催されるMecumキシミーオークションにて、海外メディアが「世界で最も酷いデザインのS2000が出品される」と報じていますが、一体どのような仕様なのか見ていきましょう。
ブライアン仕様の80スープラがモチーフになっている?
こちらが今回、Mecumキシミーオークションに出品される2002年式のホンダS2000。
ボディカラーはメーカー純正ではなく、アフターパーツメーカーによって特別に塗装されたカスタマイズモデルですが、オレンジのベースコートにブルーのアクセントが施され、更にドアパネルには、露出したメカニカルグラフィックのようなペイント(もしくはデカール?)が確認できますね。
足もとを見ていくと、ホイールはボディカラーと同じオレンジ塗装にて仕上げられたHRE製(3ピース構造)で、ブレーキキャリパーはシルバー塗装。
そして後輪も見ていくと、色違いのオレンジキャリパーカバーを装着するなど、そのデザインはかなりユニーク。
サイドから見るとこんな感じ。
どことなく映画「ワイルド・スピード」に登場した、ブライアン・オコナーの80スープラをイメージしたようなSFチックな色合いで、ここまで過激な色合いを持つS2000は、ワイルド・スピードX2に登場したスーキーのショッキングピンクにカスタマイズされたS2000(ピンクのバービーカーと呼ばれていた)以来でしょうか。
ただ、こうしたカスタマイズカーは映画用としてカスタマイズされたものではないため、一部海外カーメディアからは「世界で最も酷く下品なS2000」と酷評されており、S2000の価値が高騰しているなかで便乗できるモデルなのかは不明。
リヤも大きく張り出したワイドボディキットのお陰で、どっしりとしたスタイリング。
巨大なカーボンファイバ製リヤウィングは固定式で、マフラーもアフターパーツメーカーオリジナルの両サイド1本出しをインストール。
内装もダッシュボード全体にカーボンを使用
インテリアもかなり刺激的。
カーボンファイバーパネルがダッシュボード全体をカバーし、センターコンソールとステアリングホイールにはオレンジのアクセントを加味。
ちなみにエアコンの通気口もオレンジ色に統一され、レーシングシートとステアリングホイールはどちらもSparco製、カーボンファイバーシフターはMOMO製を採用。
ちなみにパワートレインは、Vortechスーパーチャージャーがボルトオンで固定されているため、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンにアップデート。
走行距離は僅か5,000kmとほとんど走られていないため、コンディションとしては十分ながらも、果たしてどれほどの入札が入るかは未知の世界となっています。