えっ、走行距離「0km」?何とも怪しいフェラーリ新型812コンペティツィオーネが高額転売!新車価格の3倍以上…更に約1.1万km走られたF12tdfが競売に出品

改めてフェラーリのスペシャルモデルは「新車価格が最も安価」であることがわかる

フェラーリが世界限定999台のみ販売したスペシャルモデルの新型812コンペティツィオーネ(Ferrari 812 Competizione)。

本モデルは、同社のフラッグシップV12モデルとなる812スーパーファスト(812 Superfast)をベースにしたハイパフォーマンスモデルで、更に電動ハードトップルーフを採用した812GTSをベースに599台限定のみ販売されたコンペティツィオーネAをラインナップしています。

日本国内でも少しずつ納車が始まっている812コンペティツィオーネですが、早くも中東アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにて、全く公道にて走られていない個体が高額値で転売されています。

この他にも、走行距離 約1.1万km走られた超希少なF12tdfが競売に出品されているので、こちらの仕様と最終落札価格も見ていきましょう。


フェラーリのコーポレートカラーでもあるイエローの812コンペティツィオーネ

こちらが今回、海外大手中古車サイト・ジェームズエディション(James Edition)にて出品されている2023年式の812コンペティツィオーネ。

ボディカラーはイエロー系ですが、出品元には具体的なカラー名称が記載されておらず、ジアッロ・モデナなのか、それとも別のボディカラーなのかは不明。

一方でエクステリアの細部を見ていくと、カーボンファイバー製インサートやシルバーにブラックで縁取られたレーシングストライプを設定するなど、その見た目は中々に個性的でスポーティ。

本モデルのパワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力830ps/最大トルク692Nmと、僅かに812スーパーファストよりもトルク値を落としていますが、最高出力を750rpm上で発生させ、最高許容回転数を9,500rpmに設定するなど、まさにサーキット志向の一台へとアップデート。

なぜか走行距離は「0km」?!何だか怪しいな…

ちなみにこのモデル、出品元は中東UAE・ドバイのVIP MOTORSで、走行距離は「0km」と表記されていますが、「公道にて走らせたことが無い」という意味で0kmなのか、それとも「オーナーが一度も走らせたことが無い」という意味で0kmと表記したのかは不明ですが、少なからずODOメーターを0kmに設定していればロールバック疑惑が出てくるため、売り物としてはかなり怪しいところ。

インテリアもスポーティでスパルタンですが、随所にカーボンファイバー製のオーナメントパネルを使用したり、ボディカラーと統一するためにセンターストライプやシートベルト、そしてシートカラードステッチをイエローにするなど、細かいところでのオーナーの拘りが見られます。

販売価格は約2.5億円!何と新車価格の3倍以上!

最後に、本モデルの販売価格ですが、日本円だと6,813万円(税込み)とかなり高額ですが、James Editionでは驚きの約2.5億円。

つまり新車価格の約3.7倍という高額転売になりますが、昨今のスーパーカー含む新車は、どんなにお金を積まれても買うことのできないスペシャルモデルで、フェラーリが定めた顧客だけが購入できる個体ということもあって、新車価格はある意味バーゲンプライス。

つまり価格が最も安く購入できるという不思議な現象を起こしているわけですが、フェラーリはそういった常識とはかけ離れたメーカーであり、最も寝落ちしづらいメーカーであることを考えると、今回の約2.5億円というプライスは、一つのベンチマークであり”意外にも安価”な方の分類になるのかもしれません。

2ページ目:更に希少なフェラーリF12tdfが競売に登場!果たして落札価格は?