雪の日の”コレ”は絶望だが便利!トヨタ新型シエンタで雪道移動→雪の壁で道幅が狭い上にクリアランスソナーが鳴らず、危うく接触しそうになる

2023年も残り僅か!トドメの豪雪で事故も多数

2022年10月に私に納車されて1年2か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

2023年も残り僅かとなりましたが、次の年を迎える前に私が住んでいるエリアでは猛吹雪&豪雪により、外の世界は銀世界どころから絶望の世界へと変貌。

案の定、国道や高速道路ではスリップや追突事故が発生しており、外に出てしまうと自宅に戻るのにとんでもなく時間がかかってしまうことに(大通りだと雪は少ないが、他の人もその道を狙って帰るので、結果的に大渋滞で到着時間もどんどん遅くなる)。

今回は、私が所有するシエンタで雪道を走行した際に発生した「雪国あるある?」ともいえるハプニングをご紹介していきたいと思います。


積雪時の予防安全装備はほぼ使用不可能

毎年雪の日になると必ずやってくるのが、走行中にボディ全体に雪や汚れが大量に付着してしまい、クリアランスソナーやらレーダークルーズコントロールが全くと言って良いほどに使い物にならないということ。

特にクリアランスソナーに関しては、壁との距離感をセンサーと音で知らせてくれる便利な機能ですが、大量に雪が付着してしまうとエラーが発生してしまうので、自分自身の車幅感覚が重要になってきます。

大雪の時のマイナーロードはある意味危険

雪が全く無いときのマイナーロード(ほぼ1車線)の場合、車同士がすれ違う際に、どちらかがギリギリまで路肩に寄せて何とか通過できるものの、雪が大量に積もってしまうと、路肩に除雪された大量の雪が溜まっているので、ギリギリまで寄せることができません(つまりはすれ違うことができない)。

おまけに、上の画像のようにボディ全体に雪が付着してしまうと、クリアランスソナーが完全に反応せずに強制的にOFFになるため、自分自身の車幅感覚がとても重要になってきます(車幅感覚が無いと、気付かずに雪の壁に接触する恐れも…)。

大雪の日にクリアランスソナーが使えないのは絶望だが、重要な警告画面でもある

私も今回、そのようなシチュエーションに遭遇したわけですが、フロントバンパーに大量の雪が付着した関係で、上の画像の通り「ソナーに水滴、雪等が付着しています」と表記され、”!”マークがついている部分のソナーに雪が付着している関係で、「誤って壁と誤認識しないように、強制的にクリアランスソナーがOFF」になってしまいます。

ただその一方で、こうした警告画面が出てくるおかげで、「今クリアランスソナーが使用できないんだな」と知ることもできるので、雪の日の絶望を感じながらも「クリアランスソナーに依存して運転していたら、雪の壁に接触していたかもしれない…」と思うこともできるので、ある意味助かる所。

ちなみに雪の付着が更に多くなってくると、上の画像の通り”!”マークが更に増えるので、ほぼフロントバンパーは雪マスク状態に。

あとはこの画像を見て思うのは、そういえばトヨタの直近のモデルは、クリアランスソナーがフロント・リヤだけでなく、サイドにも設けられているため、計12個のソナーによってドライバーが守られていることを考えると、「最近の車は凄いところまで進化したなぁ」と感心するばかり。

ただその一方で、予防安全装備に依存した運転をしてしまう恐れもあるため、今回のような警告は自分自身の気持ちを引き締めてくれるきっかけにもなっていたり。

2ページ目:大雪の日のドライビングサポート機能は危険?敢えてOFFにした方が安全な場合も?