トヨタ特別仕様車(80系)ノアW×Bに1日試乗!新型90系との走りや乗り心地の違いは?改めて私は「運転支援系に依存している」ことを再確認
元新型(90系)ヴォクシーHEVオーナーとしても、先代80系ノア/ヴォクシーは気になる存在だった
突然ではありますが、ちょっとしたきっかけでトヨタの先代モデルで特別仕様車ノア・ガソリンW×B(Toyota Noah, 80系、ダブルバイビー)を試乗させていただくことに。
厳密には、私の家族と私の妻の妹さんのご家族で丸一日遊ぶことになり、相乗りで移動することに。
しかしながら、今回私が乗ってきた新型シエンタ(New Sienta)は、シートレイアウトが2列5人乗りなので乗ることが難しく、おまけに相手方の子供さんがまだ小さくチャイルドシートを使用する必要があったため、チャイルドシート付のミニバンで移動する必要があったんですね。
その結果として、相手方のノア・ガソリンW×B[2WD]を運転することになりました。
新型90系ノア/ヴォクシーに乗った情報しか知らない元オーナーからすると、先代ノアは新鮮
こちらが今回、丸1日試乗させていただいた先代80系の特別仕様車ノア・ガソリンW×B[2WD]。
厳密には、先代80系の前期仕様で、後期仕様になるとヘッドライト意匠やフロントフォグランプの形状なども丸形からスクエア型に変更され、足もとのアルミホイール意匠も変更されます。
この特別仕様車になると、エクステリアデザインではスモークメッキ加飾のフロントフードモールやフロントバンパー、フロントロアモールに仕上げられ、更に専用フロントグリルやグリルモール、ドアハンドル、スモークメッキのフォグランプベゼルなどでスタイリッシュな印象へとアップデート。
新型90系と大きく異なる点は「クリアランスソナーが搭載されていない」こと
ボディスタイルは伸びやかでボクシーな印象を与え、新型90系とはまた異なったインパクトのある顔つきに。
そして上の画像でも確認できる通り、先代前期ではフロント・リヤクリアランスソナーが無いため、狭い道やバック駐車などをする際は、対象物に接近したときの警告音も一切鳴らないため、この点は普段クリアランスソナーに慣れている人間からすると新鮮(より一層の緊張感が増してきた)。
当初の計画では、相手方の旦那さんが運転する予定だったのですが、私が車酔いしやすく運転する方を好むこと、そして旦那さんが前日に会社の飲み会(忘年会?)で夜中2時に帰宅してきたことを考えると、より安全性を考慮して私が運転した方が良いという結果に(しかもこの日は朝6時に出発だったので、旦那さんが睡眠できたのは僅か3時間程度)。
車内はオールブラックで質感も良き
後席は諸々のプライバシーの関係上撮影NGでしたが、フロントシートは撮影OKを頂くことに。
インテリアも見ていくと、ルーフライニングやピラーの内側などが全てブラックで統一され、シート表皮もファブリック×合成皮革のコンビシートにアップデート。
この点は特別仕様車特有の質感アップで、車内の雰囲気も中々に良さそう。
ちなみに運転席の内ドア部分はこんな感じ。
内ドアのポケット部分は、スマホが仮置きできるだけのスペースはあるものの、そこまで深さは無さそう(この点は新型90系ヴォクシーとあまり変わらないかも)。