納車されたばかりのフェラーリ・ローマが大みそかにクラッシュ!非番の警察車両を猛スピードで追い抜きスリップして大事故に。トヨタ・カローラクロスが1.3万台の大規模リコール

2023年を締めくくる日にとんでもない事故が起きたな…

年末年始になると高速道路や一般道などでの事故が度々目撃されますが、2023年12月31日の大みそかにイギリス・ウォリック近郊の高速道路にて、フェラーリ・ローマ(Ferrari Roma)が大破するほどの事故が発生しました。

しかもこのローマ、オーナーに納車されてまだ1か月ほどしか経過していない新車とのことで、かなりテンションが上がっていたのではないかと予想されます。

一体なぜこのような事故が起きてしまったのか?そして肝心のドライバーは無事だったのでしょうか?


事故する直前に非番の警察車両を猛スピードで追い越すローマ

こちらが今回、イギリス・ウォリック近郊の高速道路にて事故したフェラーリ・ローマ。

完全に高速道路外からはみ出して街路樹へと突っ込み、フロントバンパーを中心にボディはボロボロに。

今回の事故について、ウォリックシャー警察の情報によると「非番の警察官の警察車両を猛スピードで追い抜いた後に発生した」とのことで、しかもこの日は、局地的な洪水警報と大雨により、路面もスリップしやすい状況だったため、非番の警察官も大みそかに事故が起きないようにパトロールをしていたわけですが、まさか警察車両をも猛スピードで追い越すとは…

かなり痛々しい事故ですが、ローマが警察車両を追い抜いた後、案の定スリップしてM40号線南行き沿いの木々の茂みに突っ込んだものの、幸いドライバーは軽傷で済んだそうです(これだけの事故で軽傷で済んだのは、フェラーリの頑丈な基本骨格のおかげかもしれない…)。

そして今回公開された画像は、海外メディアが公開したものではなく、ウォリックシャー警察が公式で公開したもので、被害の程度を明らかにすることと、雨の日に速度超過で走ると「こういった事故が起きる」という情報共有と見せしめだと思われます。

画像から見てもお分かりの通り、ローマの車内にはフロントカーテンエアバッグとサイドカーテンエアバッグが両方とも作動し、リアウィンドウが粉々になるほどの衝撃があったことは明らか。

事故処理をした警察官のコメントにも注目

フロントバンパーも大きく大破していますね。

警察によると、車はスピンして路外に逸脱し、ローマのフロント・リヤ両方が大破。

トランクには大きなへこみがあるように見えますが、まるで引き裂かれたかのようなボンネットと露出したサブフレームを見る限り、常軌を逸したスピードで突っ込んだことがわかります。

なお今回の事故は、ローマ単独の事故であり、他車を巻き込むような事故に発展しなかったことは不幸中の幸いでしたが、事故処理をした警察側も「車が速く走れるからといって、必ずしも速く走るべきではない。車のスペックが素晴らしいからといって、自身の技術を過信してはいけない。時として、その高いスペックを持つ車がドライバーに牙を向けるときもある。まずは自分の精神をコントロールできることが、運転が上手くなるための一番の秘訣だと思うとコメントしていたのが何とも印象的です。

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