何コレ凄い!日産スカイラインGT-R R32のラリー仕様が登場!しかもNISMO公式のサポート付。アルティマに「6台のみ」不具合があるとしてリコール

これまたユニークなラリー仕様の日産スカイラインGT-R R32が登場!

過去これまで、様々な右ハンドル仕様のスポーツカーがカスタマイズされて登場しましたが、その多くがワイド&ローのスタンス仕様だったり、エンジン出力を大幅に高めたハードチューンモデルでした。

今回、海外の自動車系YouTuberであるAdam LZが、ハードなエンジンチューニングに加えて、リフトアップしたオフロード&ラリー仕様のエクステリアに仕上げ日産スカイラインGT-R R32(Nissan SKYLINE GT-R R32)を公開しました。

ボディカラーもサファリ感を演出するためにオールグリーンに全塗装され、更にランプポッドも追加するなど、本格的なラリー感を高めたフェアレディZ(Fairlady Z)ラリーを彷彿とさせるものがあります。


ラリー仕様にオールグリーンのエクステリアでも十分カッコいいスカイラインGT-R R32

こちらが今回公開された、日産スカイラインGT-R R32のラリー仕様となるサファリ。

興味深いことに、このモデルはオーナーのみが独自にカスタマイズしたモデルではなく、日産モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)の支援を受けて完成した公式モデルとのこと。

その見た目の通り、従来のR32よりもリフトアップされ、ラリー仕様に特別にカスタマイズされたエクステリアが特徴的。

オークションや中古車相場では1,000万円を優に超えて来るR32ですが、こうした遊び心あるラリー仕様にカスタマイズするのも魅力的。

外観としては、ラリースタイルのランプポッドに加え、ルーフラックやスチール製フロントバンパーを装備。

Adam LZによると、今回のカスタムモデルは、最近ピックアップされたダッジ・チャレンジャー・ヘルキャット4×4 CarBuzz(Dodge Challenger Hellcat 4×4 CarBuzz)のJDMバージョンだそうで、スカイラインGT-Rの可能性を引き出すことが自身のやるべきことなのだそう。

足回りには、ロングトラベルのサスペンションシステムをインストールすることで、純正よりも更にリフトアップされ走破性を強化しています。

パフォーマンス面においては、PWR製アルミニウムインタークーラーを取り付けた後、フロリダのGT-Rスペシャリストであるモンスター・パフォーマンスへと直接持ち込まれ、細かなエンジンチューニングなどが行われているとのこと。

エンジンチューニングにより、最高出力525hpを発揮!

エンジンは基本的に共通のRB26ターボチャージャーで、93オクタン価の燃料を使用することにより、14psiでエンジン出力420hpを発揮することが可能。

更にエタノールチューンにより、22psiでエンジン出力525hpを発揮するため、足回りにより強力な負荷がかかることから、ATTESA全輪駆動システムの動力配分のトグル機能も追加しているとのこと。

NISMOからのサポートを受けるも、パーツの直接的な互換性が無かったため加工することに

オフロード性能に関しては、NISMOからのサポートを受けたそうですが、実際に受け取ったパーツは日産フロンティア用のもので、スカイラインGT-R R32との直接的な互換性がなかったため、ベルレースワークスによる溶接と追加工によって無事装着することが可能に。

具体的には、肉厚なNISMOフロントバンパーの大部分をカットし、チューブタイプのバッシュガードの部品に…更に剛性を高めるための追加のブラケットとアンダーシャーシ保護プレートを車両を装備しています。

様々なサポートやオリジナルのカスタムにより、オフロード&ラリー仕様へとアップデートされたスカイラインGT-R R32サファリですが、ポルシェ911ダカールやランボルギーニ・ウラカンステラートのようなパフォーマンスまでは発揮できない恐れはあるものの、他モデルと唯一異なるMTでの走りの楽しさは備えているそうです。

R32 GTR Safari Gets Tuned – Crash Bars, Lights + MORE!

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