本革シート代だけでトヨタ新型ハリアー1台分!ブガッティが世界で僅か3台のみ販売した特別なシロンが競売へ!更にドナルド・トランプが所有していたランボルギーニ・ディアブロも
ブガッティ公式がクロームペイント仕上げのシロンを3台のみ販売していたのをご存じ?
ブガッティが世界限定500台のみ販売したハイパーカー・シロン(Bugatti Chiron)。
日本では前澤友作 氏や、芝浦グループホールディングス創設者の故 新地哲己 氏などが所有する「世界で限られたVIPオーナー専用の公道マシン」ですが、実はブガッティ公式が「世界限定3台」のみとなるクロームペイント仕上げの特別仕様車を販売していて、その内の一台が競売に出品されることが明らかとなりました。
この他にも、元アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏が所有していたランボルギーニ・ディアブロVTロードスター(Lamborghini Diablo VT Roadster)も競売に出品されるそうです。
その名はシロン・ラ・メール・アルジャンティー
こちらが今回、RMサザビーズオークションにて出品されるクロームペイント仕上げのブガッティ・シロン。
正式にはシロン”ラ・メール・アルジャンティー(La Mer Argentee)”と呼ばれる特別仕様車で、フランス語では「銀の海」を意味するそうです。
本モデルは、2016年4月に初めて特別なオーナーによって注文され、先述にもある通りこの仕様を受け付けたのは僅か3台のみ。
ボディカラーは、フロントセクションがアルジェントメタリックと呼ばれるクロームペイントで、リヤセクションがノクターンと呼ばれるブラックのデュアルトーン仕様。
なお、これらのペイントに加えてシグネチャーラインやエンジンカバー、馬蹄グリルもすべてアルジェントメタリックで仕上げられているため、そのカラーに塗装するだけでもとんでもないオプション費用が発生している模様。
シート代だけで日本車が1台購入できる
一方で内装はシンプルで、ベルーガブラックの本革をベースに、イタリアンレッドのキルティングコンフォートシートを採用。
ちなみに、このオプションを設定するだけで費用は25,000ユーロ(日本円に換算して約396万円)と、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)の中間グレード・ガソリンGが購入できるレベル。
この他にも、”La Mer Argentee”の刺繍が施されたヘッドレストに設定するだけで、オプション費用は4,500ユーロ(日本円に換算して約71万円)。
そして、足回りのレッドブレーキキャリパーに設定するだけでオプション費用は3,000ユーロ(日本円に換算して約48万円)が発生し、シロンスポーツのサスペンションセットアップを備えたパフォーマンスパッケージ+ポリッシュ仕上げアルミホイール+カーボンファイバ製フロントガラスワイパーといったセットオプションだと125,000ユーロ(日本円に換算して約1,981万円)のオプション費用が発生するそうです。
予想落札価格は最大約5.5億円?!
最後に、シロン”ラ・メール・アルジャンティー”の予想落札価格ですが、走行距離は2,956マイル(4,758km)とあまり走られておらず、ボディのコンディションも抜群のため、2,750,000ユーロ~3,500,000ユーロ(日本円に換算して約4.4億円~約5.5億円)になることが予想されています。