トヨタ新型シエンタが納車されて1年3か月が経過しての使い勝手を再確認!「スライドドアスイッチはやっぱり使いづらい」「ウォークスルーや謎ポケットの収納」等

早いもので納車されて1年3か月が経過!納車された当初と比較して、各種操作系の使い勝手を再評価してみる

2022年10月に私に納車されて、1年3か月が経過したトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

走行距離ももうすぐ11,000kmに到達する勢いで、この冬のメインカーとして更に距離を伸ばしそうなところですが、今回は本モデルが納車されて1年3か月経過してからの、車内の使い勝手を改めて評価していきたいと思います。

納車されたてのときと、様々な用途で1年以上使い続けたときの印象は大きく変化すると思う一方、「1年以上経過しても使いづらいのは変わらなかった…」と思う部分もあるため、この点は細かくインプレッションできればと思います。


1年3か月所有しても、スライドドアスイッチはやっぱり使いづらかった

まずは、シエンタのスライドドアスイッチについて。

左右共に後席スライドドアが電動タイプなのは有難かったシエンタですが、運転席からでも開け閉めできるスイッチが縦長ではなく、どちらかというと正方形に近く押しづらかったのは課題として残るところ。

おそらくは、一番右側に設けられたオートハイビームスイッチを横一列に並べてしまった関係で、スライドドアスイッチの形状も同一にせざるを得なかった?のかもしれないのですが、使い勝手という面で考えると「もう少し縦長にしてくれたら良かったのにな…」「上下にOPEN/CLOSEと設けるのではなく、単純なプッシュ式のOPEN/CLOSEにした方が良かったのでは?」というのが正直なところ(三菱の新型デリカミニはプッシュ式を採用)。

運転席と助手席間のウォークスルースペースは便利

続いて、シエンタでとにかく便利と感じたのが運転席と助手席間にあるウォークスルー部分。

これまでセンターコンソールボックスやセンターアームレスト付きのモデルをメインに乗ってきた関係で、中々ウォークスルーを採用したモデルに乗ってこなかった私ですが、こういったMPVやミニバン系を所有するようになってから感じるのは、スマートに荷物を仮置きできるということ。

トートバッグやパソコンバッグを車内に置きたいとき、後席スライドドアを開けるのがちょっと面倒に感じる時があるのですが、そういったときに運転席に乗り込むと同時に、上の画像のウォークスルー部分にパソコンバッグなどを仮置きすることができるので、自身の動作を最小限に抑えることができたのは便利に思う所。

あとはスターバックスコーヒーなどをテイクアウトする際に、運転席側の格納式アームレストに丸形フックが設けられているため、袋の持ち手部分を引っかけて倒れないようにサポートしてくれるのもグッドだと思います。

ただし、ドリンクを固定するための台座で幅をとるようなマクドナルドのテイクアウト袋ともなると、今度はウォークスルー部分に仮置きすることができず、復路の持ち手がフック部分に引っ掛けることができないのは残念なところ。

そうなるとシートシートバックフックを活用する必要があります。

2ページ目:センターシフト付近にある”謎ポケット”の使い勝手って結局どうなの?