【今までありがとう】ホンダ現行フリード(2代目)が2024年4月下旬で販売終了へ。3代目となるフルモデルチェンジ版・新型フリードは同年春より新情報が公開予定

2016年に2代目がデビューして8年…2024年4月に販売終了予定

ホンダのエントリーミニバン&MPVモデルとしてお馴染みとなるフリード(Honda FREED)。

同社の主力モデルで、一般社団法人日本自動車販売協会連合会でも公開している通り、2023年12月度の新車販売・登録台数ランキングでは、普通乗用車部門において7位(6,684台)にランクインし、更に2023年1月~12月の通年においても10位(77,562台)にランクインするほどの人気モデルとなっています。

そんな2代目フリードですが、遂に2024年4月下旬の生産をもって、新規でのオーダー受付けを終了することが、ホンダ販売店での取材にて明らかとなりました。


モデューロXは既に販売終了!新車でも納期2か月ほどと早め

私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、現行フリードの納期は、2024年1月中旬時点で注文した場合、全グレードにおいて納期は2か月~3か月程度とのこと。

ただ、ハイパフォーマンス仕様となるモデューロXに関しては、既に新車でのオーダーを受付け終了しているそうです。

現行フリードで受注が増えている特別仕様車BLACK STYLEに関しては、2024年4月下旬よりも以前に早い段階で受注ストップとなる可能性もあるそうですが、現時点では各販売店の残りの振り分け台数が具体的にどれぐらいなのかは不明なため、何ともいえないところ。

次期3代目の新たな情報は2024年春頃に判明予定!

via:X(旧Twitter)

そしてここからが最も気になるであろう、フルモデルチェンジ版・新型フリードの情報ですが、ホンダメーカーから販売店への通達として、具体的なグレード構成や主要諸元、ボディカラー、主要装備といった追加情報は、2024年春頃より配信される予定とのこと。

この通達には記載されていませんが、これまでのホンダの新車・新型車の発表・発売までのスケジュールを考えると、2024年春頃に先行ティーザーサイトがオープンされ、新型フリードの内外装デザインやボディカラー、予防安全装備Honda SENSING、一部主要装備等が明らかになり、2024年夏頃の発売までの空いた期間に、全国47都道府県のホンダディーラーや商業施設を利用したキャラバン実車展示を開催するものと予想されます。

これまでに紹介した新型フリードに関する概要をおさらい

via:X(旧Twitter)

当ブログでは、新型フリードに関する最新情報並びに基本概要をお伝えしてきましたが、今回はおさらいもかねてまとめてチェックしていきたいと思います。
※公式発表前の情報になるため、「予定」「予想」「見込み」という形で表現させていただきます

【新型フリード最新情報➀】

◇グレードは大きく3種類
・AIR(3列6人乗り)
・AIR(3列7人乗り)
・CROSSTAR(2列5人乗り)

◇パワートレインは大きく2種類
・排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン
・排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせたe:HEV

◇ボディサイズ
・AIR・・・全長4,310mm(現行比+45mm)×全幅1,695mm(現行比±0mm)×全高1,750mm(現行比±40mm)
・CROSSTAR・・・全長4,310mm(現行比+15mm)×全幅1,720mm(現行比+25mm)×全高1,750mm(現行比±40mm)

◇3列目シートは新構造の跳ね上げ
・リヤクォーターウィンドウを塞ぎ切らない

新情報➀は以上の通りとなります。

via:X(旧Twitter)

新型フリードでは、ステップワゴン同様にノーマル顔のAIRを新設定すると同時に、基本のシートレイアウトは3列6人乗りと3列7人乗りのみとなる予定です。

via:Magx

一方でアウトドア志向のCROSSTAR(クロスター)は、2列5人乗りのみに限定される予定とのことで、ファミリーユースのMPVというよりも、キャンプやアウトドアといった趣味車に振り切った感がありそうですね。

2ページ目:新型フリードの快適装備やユーティリティ、そして予防安全装備Honda SENSINGはどうなる?