繁忙期に新型アルヴェルやノアヴォク、ヤリスクロスなど売りたい車が受注停止で売れないのは異常だ…トヨタが2024年1月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新
繁忙期に向けて、どんどん売れる車が無くなるという矛盾
トヨタが定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回は2024年1月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧をチェックしていきたいと思います。
ただその前に、トヨタは2024年1月12日にマイナーチェンジ版・新型GRヤリス(Toyota New GR Yairs)を発表し、その後の17日には一部改良版・新型ヤリス(New Yaris)/ヤリスクロス(New Yaris Cross)などを発表する予定ではあるものの、トヨタディーラーでは、主力ラインナップモデルの多くが受注一旦停止という局面を迎えています。
2024年1月時点で新車でのオーダーができないラインナップモデルを見ていこう
ここからは、2024年1月時点で私がお世話になっているトヨタディーラーにて取材した際に明らかとなった、受注一旦停止のカタログモデル一覧となります。
◇アルファード
◇ヴェルファイア
◇ノア・ハイブリッド(HEV)
◇ヴォクシー・ハイブリッド(HEV)
◇カムリ(販売終了)
◇カローラフィールダー
◇クラウンセダンHEV
◇クラウンスポーツ
◇シエンタ
◇ハイエース(2024年モデル)
◇プリウス
◇ヤリスクロス
◇ランドクルーザー70
◇ランドクルーザープラド
◇ランドクルーザー300
◇GRカローラ
ヤリスクロスは一部改良版が発売される前から厳しい状況に
以上が、新車での注文ができないモデル一覧になりますが、ヤリスクロスに至っては、2024年1月17日に発表予定で既に先行受注も受け付けているにも関わらず、ダイハツの大規模不正による影響で、ライズ/ロッキーからの顧客が流れる事態に。
これらの顧客が優先的に納車される仕組みにしているからなのか、既にヤリスクロスの1年間の振り分け台数が満たされたため、既に受注停止になっているとのこと。
一部改良版・新型ハイエースも発売直後から販売終了になっているところも?
続いて2024年1月10日に発表・発売されたばかりとなる、一部改良版・新型ハイエース(Hiace)ですが、こちらは1年間の各販売店の振り分け台数が非常に少なく、既に完売しているところもあるようです。
あと、トヨタメーカーから全国のディーラーへと通達にて知らせている通り、2024年7月で廃盤となる予定です。
ただしここで注意してほしいのは、200系が廃盤になったからといって、すぐに次期300系が登場するとは限らないとのことですから、トヨタから今後新たな情報が展開されることに期待したいところです。