フルモデルチェンジ版・スバル新型フォレスター(SL)が2024年中頃に日本発売との噂!しかもトヨタ製ハイブリッド搭載で燃費向上にも期待がかかる

何かと批判的な意見が多かった新型フォレスターだが、見慣れてくると結構カッコいいかも

2023年11月17日にアメリカ市場向けとして発表された、スバルのフルモデルチェンジ版・新型フォレスター(Subaru New Forester, SL型)。

現行SK型から大幅に刷新されたフロントマスクは、スバルのこれまでのアイコンでもあった”コ”の字型LEDポジションライトが廃止となり、その代わりとしてトヨタRAV4のようなスタイリッシュでシャープなLEDポジションライトが採用されました。

当初本モデルが発表された際は、アメリカの自動車メーカー・フォードが販売するエクスプローラー(Ford Explorer)のパクリでは?と揶揄されたものの、発表から1か月半以上が経過し、徐々に見慣れてきた影響もあってなのか、SNSでは「結構カッコいいんじゃないか?」といった意見も。

そんな新型フォレスターですが、日本市場向けが2024年中頃に発表される?との噂が浮上しています。


日本で販売されるのはトヨタ製ハイブリッドシステム?

2024年中頃に日本で発売される公算が大きいと報道するのは、国内自動車情報誌マガジンXさんで、アメリカ市場向けと異なるポイントとしてはパワートレイン。

アメリカ市場の場合、現行SK同様に排気量2.5L FB25型水平対向4気筒自然吸気エンジンをベースに、最高出力180hp/最大トルク241Nmを発揮するとのことで、トランスミッションはCVTのリアトロニックが組み合わさり、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみの設定。

一方で日本市場向けに関しては、具体的なエンジンについては不明ながらも、デュアルモーターを組み合わせたトヨタ製ハイブリッドシステム(THS)が供給されるとのことで、現状SK型のe-BOXERからどれだけシステム総出力や燃費性能が向上するのか気になる所。

スバルe-BOXERの燃費はお世辞にも良いとは言えない

ちなみに現行フォレスターに設定される、排気量2.0L 水平対向4気筒直噴エンジン+電気モーターを組み合わせたe-BOXERに関しては、WLTCモード平均燃費が以下の通りと、ミドルサイズSUVとしてはイマイチ。

WLTCモード平均燃費:14.0km/L

WLTC市街地モード燃費:11.2km/L

WLTC郊外モード燃費:14.2km/L

WLTC高速道路モード燃費:16.0km/L

一方でSPORTグレードやXT-EDITIONといった、排気量1.8L 水平対向4気筒ターボエンジンともなると、燃費は更に悪いため、トヨタ製ハイブリッドを採用することで夢の20km/Lを超えて来るのか注目したい所。

WLTCモード平均燃費:13.6km/L

WLTC市街地モード燃費:10.3km/L

WLTC郊外モード燃費:14.3km/L

WLTC高速道路モード燃費:15.2km/L

新型フォレスターの基本情報をおさらいしていこう

ここからは、新型フォレスターの基本情報をおさらいしていきましょう。

今回アメリカにて先行で発表されたSL型?と思われる新型フォレスターは、改良型のSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)が採用され、ねじり剛性は+10%向上し、フルインチフレーム構造と構造接着剤の使用量を約3倍にしたことで、剛性向上と軽量化、更には静粛性向上にも寄与しているとのこと。

ボディサイズもSK型若干サイズアップするも、画像や動画で見ると更に大きく

ボディサイズとしては、全長4,656mm×全幅1,829mm×全高1,730mm、ホイールベース2,670mmとなっていますが、数値ではミドルサイズSUVではあるものの、画像やYouTube動画で見た時のインパクトはかなり大きめ。

おそらく膨張色のホワイトの影響もあるとは思いますが、大柄なSUVが好まれるアメリカ市場だと、今回の先代SKからのサイズアップは魅力ポイントの一つかもしれません。
※参考までに、日本仕様のSK型のボディサイズは全長4,640mm×全幅1,815mm×全高1,730mm、ホイールベース2,670mm

2ページ目:新型フォレスターの内装や予防安全装備はどうなる?