フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)で茶道イベントの送迎。2列目に乗った着物のお客さんの反応は良く「そのまま家まで送ってほしい」との声も

大方予想はしていたが、やはり茶道の世界でも新型アルファードの人気は凄まじかった

さてさて、私の妻が定期的に開催もしくは参加している茶道イベントのため、今回は私に納車されて間もないトヨタのフルモデルチェンジ版・アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ・3列7人乗り[2WD]にて、着物を着たお客さんの送迎車として活用することに。

送迎車両はいくつか準備していたのですが、やはり日本を代表するラージサイズミニバンということもあり、なかには新型アルファードに興味を示すお客さんも多かったからなのか、本モデルに乗りたいというお客さんが多数。

茶道イベントの参加者も多かったため、何回かに分けて送迎することにしたのですが、送迎の際に着物を着たお客さんからの意見・感想をまとめてみたので見ていきましょう。


アルファードの見た目について

まずはアルファードの見た目について。

今回のフルモデルチェンジにて、アルファード特有のオラオラ顔はあまり変わらないものの、お客さんによって「落ち着いた顔になった」という方もいらっしゃれば、「更にオラオラ顔で厳つくなった」という意見も。

その人の感性によって、アルファードの印象は大きく異なるようですが、一方で共通の感想を持っていたのは「大きく、そして長く見える」ということ。

お客さんの中には、先代30系もしくは20系のアルファード/ヴェルファイア(VELLFIRE)をファミリーカーとして所有している方もいらっしゃったので、その車と新型40系を比較して、全長・全幅ともに大きく見えるとのコメントが多く、その姿は「威風堂々」という言葉が似合うのだそう。

着物のお客さん「この車って標準なの?」

あと、その日の茶道イベントは夕方以降に開催されたため、夕方前の時点でオートヘッドライトが点灯していた状態に。

お客さんがアルファードに乗車する前、テールランプ意匠が点灯しているを見たそうなのですが、「あの粒々の後ろのランプ凄いですね!アレも標準なんですか?」と確認してくるほど。

私が「はい、基本的に純正フルノーマルなので、特に改造などはしないです」と回答すると驚いていて、それだけアルファードの見た目が世間から見ても特異且つ斬新なデザインなのだと推測。

プレシャスレオブロンドのボディカラーの食いつきも良かった

あとはやっぱりこのボディカラー。

お客さんのほとんどが、「アルファード=ホワイト or ブラック」のイメージが強いそうで、今回の新型でプレシャスレオブロンドと呼ばれるブロンズカラーのイメージは全く無かったことから、今回実車を見て「派手だけどお上品」というコメントが多かったのも印象的。

華やかなで厳格なイメージのある茶道の世界に、プレシャスレオブロンドのアルファードのイメージも合っていたそうで、送迎先でイベント会場でもある高級老舗旅館にもマッチしていたとのことから、少しでもお客さんたちが楽しくも優雅な時間を過ごしていただけたのは、本当に良かったと思っています。

ユニバーサルステップは装備して大正解だった

まさかここまでエクステリアで盛り上がるとは思わず…とりあえず着物を着たお客さんを2列目へとご案内。

そこで驚かされたのは、左右のスライドドアから格納式となるユニバーサルステップワゴンが登場したこと。

子供でも乗り降りしやすいように、新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)より採用された新機能なのですが、アルファードの場合は助手席側だけでなく両側に採用されたのがポイント。

私が以前所有していたヴォクシーだと、助手席側にのみユニバーサルステップが搭載されていたため、子供や着物を着たお客さんを乗せる際に、そのお客さんの立ち位置に合わせて車を駐車する必要がありましたが、アルファードだとの必要性が無いのが便利。

着物を着ると、どうしても脚を上げる範囲が限られてしまいますし、特に小柄で高齢の方だと、ユニバーサルステップのような低い位置に設けられないと乗降りも大変なので、今回のアルファードの機能には助けられましたし、お客さんも喜んでいただけのは本当に良かったところ。

そのあとは2列目に座っていただき、手元の電動スイッチでリクライニングとオットマン調整、シートヒーターで体を暖めるなど、移動中は快適な時間を過ごしていただくことに。

2ページ目:アルファードの2列目は人に寄り添う造りになっているが、運転席・助手席は正反対?