トヨタ新型ランクル250のライバルとなる中国GWMタンク500のグレード別価格帯が判明!(豪)レクサスLXが「約50万円」の値上げ&一部グレード追加

中国メーカーが発売するオフロードSUVが、トヨタ新型ランドクルーザー250と真っ向勝負!

中国の大手自動車メーカーでお馴染みとなる長城汽車ことグレート・ウォール・モーター(Great Wall Motor)が、オーストラリア市場向けに新型タンク500(GWM New Tank 500)を発表し、グレード別価格帯を明らかにしました。

本モデルは、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Crusier 250)の実質的なライバルになるとのこと。

ちなみに、オーストラリア市場ではランドクルーザー”250”の名を使わずに、ランドクルーザープラド(Prado)として販売されることが決定しています。

ランクル250の直接的なライバルとなるGWMタンク500は、果たしてどのようなモデルとなるのか?早速チェックしていきましょう。


レトロモダンでアメ車っぽい雰囲気の新型タンク500

こちらが今回発表された、中国GWMが販売する新型タンク500のエクステリア。

どことなく中国車独特の雰囲気がありながらも、一方で旧世代のアメ車のような雰囲気もあるタンク500ですが、オーストラリア市場にてラインナップされるのはガソリンエンジンをベースにしたハイブリッドモデルの一択。

駆動方式は四輪駆動[AWD]のみで、シートレイアウトは3列7人乗りのみとなっています。

こちらはリヤクォータービュー。

背面タイヤを採用するタンク500ですが、縦型基調のLEDテールランプが採用され、パワーテールゲートは跳ね上げタイプではなく横開き式のようです。

なおボディサイズとしては、全長5,070mm×全幅1,934mm×全高1,905mm、ホイールベース2,850mmとランドクルーザー300並みのサイズ感。

エンジンは2.0リッター直4ターボベース

続いてパワートレインですが、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力347ps/システムトルク648Nmと中々にパワフル。
※タンク500にはV6ツインターボモデルも設定されていますが、豪州では直4HEVのみ

トランスミッションは9速ATのみと多段式で、牽引能力は3,000kg、燃料タンク容量は80Lとそれなりに大きく、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみのラインナップとなります。

そして個人的に気になるのが、タンク500の四輪駆動システムで、ランクルシリーズのように「2H/AWD/4H/4L」と4つのモードが設定され、密閉された路面では4WDモードで走行でき、リアディファレンシャルロックや低速トランスファーケース、旋回アシスト機能、および11のドライブモードによってアシストされるのもポイント。

あとは最低地上高が(荷下ろし時で)224mm、渡河性能は800mm、アプローチアングル30度/ブレークオーバーアングル22.5度/ディパーチャアングル24度と、オフロード走行も可能。

中国車のインテリアは安定の質感高め

続いてインテリアも見ていきましょう。

やはり中国生産ということもあり、内装の質感や豪華さはトップクラス。

エントリーグレードでも14.6インチの大型ディスプレイオーディオが搭載され、メーターは12.3インチのフル液晶タイプを採用しています。

センターシフト周りも豪華な造りで、日本車のようにプラスチッキーな素材を多用しないところは流石。

この他の装備面においては、エントリーグレードでも18インチアルミホイールやLEDヘッドライト、サンルーフ、電動パワーシート(運転席)、フロントシートヒーター、レザー調トリム、予防安全装備が標準装備。

なおボディカラーは、「オニキスシルバー」「クリスタルブラック」「マーブルホワイト」「デューンゴールド」の4色で、エントリーグレードにはブラックの合成皮革シートが装備され、上位グレードには、ブラックまたはブルー/クリームのツートンカラーナッパレザーが標準装備されます。

タンク500のグレード別価格帯をチェック!

最後に、気になるタンク500のグレード別価格帯は以下の通りとなっています。

◇タンク500 Lux:66,490オーストラリアドル(日本円に換算して約652万円)

◇タンク500 Ultra:73,990オーストラリアドル(日本円に換算して約725万円)

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