【悲報】トヨタ新型ランドクルーザー250が1~2か月程度の生産・発売延期へ…一方でアメリカ向けのグレード別価格帯が判明し、ユニークな3グレード展開へ

日本向けの生産が延期された理由は「認証作業に時間がかかっている」から

2024年3月下旬に発表・発売予定となっていた、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toytoa New Land Cruiser 250)ですが、本モデルの生産開始時期が1か月~2か月程度延期となることが判明し、加えて発売時期も延期することが明らかとなりました。

これは国内メディア・日本経済新聞が明らかにしたもので、発売時期が「2024年前半」になることは変わらないものの、3月14日 → 4月下旬以降に発売される予定とのこと。

ちなみに、ランクル250の生産時期が延期となった理由については、以前より何かと話題になっている豊田自動織機のディーゼル不正問題が関係しているのではなく、「認証作業を適切に進めるのに時間がかかっているから」だそうです。


新型クラウンエステートも発売延期が明らかになったばかり

認証作業の絡みでランクル250の生産・発売時期が延期となることは残念ではあるものの、実はこの前に、新世代クラウンシリーズの第四弾となる新型クラウンエステート(New Crown Estate)も発売延期を明らかにしたばかり。

発売時期としては「2024年6月下旬以降」とのことですが、発売延期の理由としては、車両開発の最終段階で時間がかかっているとのことで、品質向上を優先するためにこのような決断を下したそうです。

何れも豊田自動織機のディーゼル不正問題との直接的な関係は無いにしても、トヨタとしても「世界品質向上」を目指すトップメーカーとして、信頼を高めていかなければならないと判断したのかもしれません。

日本市場向けのランクル250は、全4グレードを展開予定

ちなみに、日本市場向けとして販売予定となっているランクル250は、排気量2.7L 2TR-FE型直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルと、排気量2.8L 1GD-FTV型直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するディーゼルモデルの2種類を設定。

ガソリンモデルは1グレードのみ、ディーゼルモデルは3グレードの全4グレードを展開する予定です。

【(2024年)ランドクルーザー250のグレード構成一覧】

[2.7Lガソリンモデル]・・・排気量2.7L 2TR-FE型直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力163ps/最大トルク246Nm)

◆中間グレードVX[4WD]


[2.8Lディーゼルモデル]・・・排気量2.8L 1GD-FTV型直列4気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/最大トルク500Nm)

◆エントリーグレードGX[4WD]

◆中間グレードVX[4WD]

◆上位グレードZX[4WD]

気になるグレード別主要装備に関しては、関連記事にもまとめていますので参考にしていただけますと幸いです。

2ページ目:アメリカ市場向けのグレード別主要装備や価格帯が判明!特別仕様車ファーストエディションは1,000万円?!