トヨタ新型ランドクルーザー300/カローラクロス/レクサスLX600にトランスミッション等の不具合で3.2万台の大量リコール!フェラーリSF90やテスラ・モデル3もリコール

最悪の場合、火災に至る恐れアリ

続いて、フェラーリのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルとなるSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)/SF90スパイダー(SF90 Spider)の2車種・計105台にリコール。

不具合内容としては、ターボチャージャーのオイルデリバリーパイプにおいて、製造管理が不適切なため、パイプ成形時に規定値を満たしていないものがあるとのこと。

そのため、規定値を満たしていない部分から亀裂が発生し、オイルが漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[SF90ストラダーレ]
・7LA-173H/ZFF95NMJ000287663~ZFF95NMJ000296618/令和 4年11月18日 ~ 令和5年6月9日/23台

[SF90スパイダー]
・・7LA-173H/ZFF96NMC000286312~ZFF96NMJ000298035/令和 4年11月8日 ~ 令和5年7月13日/82台

改善措置としては、全車両、オイルデリバリーパイプを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


後退時にバックカメラが表示されない恐れアリ

続いて、テスラの主力モデルとなるモデル3(Tesla New Model 3)/モデルS(Model S)/モデルX(Model X)の3車種・計364台にリコール。

不具合内容としては、バックカメラのプログラムにおいて、過去に配信されたアップデートプログラムの設計が不適切だったため、バックカメラの通信が不安定になる事があ
るとのこと。

そのため、バックカメラの画像が表示されず、後退時車両直後確認装置の基準を満たさないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に23件の不具合が報告されており、アメリカ本国メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[モデル3]
・ZAA-3L13T/LRW3F7FS0RC013997~ LRW3F7FS9RC014064/令和5年11月14日~令和5年11月15日/115台

・ZAA-3L23T/LRW3F7EK0RC015539~ LRW3F7EK3RC015678/令和5年11月14日~令和5年11月15日/105台

[モデルS]
・ZAA-SLA/5YJSA7E54PF520569~ 5YJSA7E57PF527242/令和5年7月28日~令和5年10月24日/36台

・ZAA-SLP/5YJSA7E61PF520537~ 5YJSA7E68PF526948/令和5年7月28日~令和5年10月26日/32台

[モデルX]
・ZAA-XLA/7SAXCCE50PF411425~7SAXCCE51PF421297/令和5年7月28日~令和5年10月26日/59台

・ZAA-XLP/7SAXCCE61PF411460~ 7SAXCCE66PF421949/令和5年8月18日~令和5年10月26日/17台

改善措置としては、全車両、対策がなされたプログラムの配信を行うリコール作業を実施するとのことです。

1ページ目:トヨタ新型ランドクルーザー300/カローラクロス/レクサスLX600に計3万超えの大量リコール!

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Reference:国土交通省①