見た目は新型WRX STI風!豪スバルが限定150台のみ&巨大リヤウィング付きのWRXクラブスペックを世界初公開!米日産の新型エクストレイル/キックス等に大量リコール

今のところ新型WRX STIの市販化の予定は無いが…

スバルがラインナップする、4ドアスポーツセダンでお馴染みとなる新型WRX S4。

海外ではWRXとして販売されていますが、今回オーストラリア市場向けとして、ボディカラーと同色となる固定式リヤウィングを装着したWRXクラブスペックエディション(Subaru New WRX Club Spec Edition)が先行公開されました。

このモデルは、日本市場向けWRX S4のメーカーオプションであるリヤスポイラーを装着したモデルと同デザインではあるものの、それ以外にて特別仕様車ならではの専用パーツを装着しています。

この他にも、アメリカにて日産ローグ(日本名:エクストレイルT33)とキックス(Nissan New Kicks)等にリコールが届け出されていますので、こちらの詳細も併せてチェックしていきましょう。


見た目だけでもアグレッシブなWRX STI風に仕上げられた特別仕様車

こちらが今回、オーストラリア市場向けとして発表された限定150台のみとなる特別仕様車WRXクラブスペックエディションのエクステリア。

見た目は次期WRX STIを彷彿とさせるアグレッシブさがありますが、パフォーマンスは従来のWRXと変わらず、おまけにトランスミッションは6速MTのみのラインナップとなるそうです。

そして気になる特別仕様車専用パーツですが、以下の通り、アメリカ市場向けのWRX TRに倣う装備内容となっているようです。

◇特別仕様車専用フロント・リヤバンパー

◇固定式リヤウィング

◇19インチマットブラックアルミホイール

◇ブリヂストン製ポテンザS007タイヤ(245/35 R19インチ)

◇ブレンボ(Brembo)製レッドブレーキキャリパー

◇フロント340mm/リヤ326mmの大口径ディスクブレーキ

◇レカロ(RECARO)スポーツシート

◇改良型ステアリングクラック含むシャシーアップデート

標準グレードではリアウィングの装着は不可能

今回、クラブスペックエディションに装着されている固定式リヤウィングですが、日本市場向けはメーカーオプションとして設定されているものの、オーストラリア向けだと標準グレードでは設定できず、この特別仕様車のみというのも魅力的。

続いてパワートレインですが、こちらも標準モデルと同じく排気量2.4L 水平対向4気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載し、最高出力275ps/最大トルク350Nmを発揮。

トランスミッションは6速MTのみで、CVTの設定は無し。

駆動方式は、スバル・シンメトリカルAWDのみのラインナップとなっています。

2024年末にも、新たなWRXが発表される可能性も?

ちなみに、今回のモデルは、オーストラリアにてWRXが導入されて30周年を記念するモデルの「一つ」とのことですが、スバル・オーストラリアのマネージングディレクターであるブレア・リード氏によると、どうやら2024年末にも新たなWRXが追加される可能性があるとのことで、もしかするとこちらはサプライズモデルになるかもしれませんね。

2ページ目:米日産の主力モデルとなるローグ(日本名:エクストレイル)やキックスに、シートベルトやエアバッグのリコール!