見た目は新型WRX STI風!豪スバルが限定150台のみ&巨大リヤウィング付きのWRXクラブスペックを世界初公開!米日産の新型エクストレイル/キックス等に大量リコール

(続き)アメリカ日産の主力モデルにシートベルトやエアバッグのリコール!

続いてアメリカ市場向けとして販売されている、日産ローグ(日本名:エクストレイルT33)やキックス、セントラ、ヴァーサ、フロンティア、パスファインダー、タイタン、そしてインフィニティモデルに、シートベルトやエアバッグ関連のリコールが届け出されています。

一つ目のリコールですが、対象モデルは2023年式の新型ローグ(New Rogue)の1車種・9,720台で、フロントシートのラップベルトテンショナーが部分的に圧着されている恐れがあるとのこと。

日産は、この製造ミスの責任はサプライヤーであるZF Occupant Safety Systemsにあると述べていて、幸いなことに、圧着されたラップベルトに起因する保証請求、事故、傷害などはまだ報告されていないとのこと。

ただし事故が発生した場合、ベルトがフロントシートの乗員を意図どおりに拘束できない恐れがあるため、事故による怪我のリスクが高まることから早期的な交換が必要となりそうです。


エアバッグの不具合によるリコール対象台数はかなり多そうだ

続いては、2023年式のローグだけでなく、2023年~2024年式の新型キックス(New Kicks)/セントラ(Sentra)/ヴァーサ(Versa)、2024年式の新型フロンティア(Frontier)/パスファインダー(New Pathfinder)/タイタン(New Titan)、2023年~2024年式のインフィニティQX50、そして2024年式のインフィニティQX60となっています。

不具合内容としては、これらの車両のうちダイセル・セイフティ・システムズ・アメリカが誤って組み立てた可能性のあるエアバッグインフレーターが搭載されているものがあるとのことで、その数量は合計351台と少数。

エアバッグの性能が低下し、事故の際に乗員を保護することが難しくなる?

これらのコンポーネントにはガスケットがないため、インフレーター内に湿気が侵入し、時間の経過とともに湿気が蓄積する恐れがあるとのこと。

そのため、長い期間が経過すると推進剤に悪影響を及ぼす恐れがあり、最終的にはエアバッグの性能が低下するとのことで、これら該当車両のドライバーは、事故に巻き込まれた際に負傷するリスクが高まるそうです。

なお、この不具合による事故は発生していないとのことで、2024年4月10日より順次オーナーのところに案内が来るとのことです。

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Reference:CARSCOOPS①