この台数はヤバい…ダイハツの大規模不正問題で新型ムーヴ/タントなどは陥落!日産の新型ノート(E13)/ノートオーラが驚異の追い上げで3位に!2024年2月度の最新国産新車販売・登録ランキングが公開
やはりダイハツの販売・登録台数の落ち込みは凄まじいな…
全国軽自動車協会より毎月発表される、国産軽自動車の各月登録新車販売台数ランキング。
今回は、2024年2月度の軽自動車新車販売・登録台数ランキングとなりますが、本ランキングにて注目したいのは、2023年12月20日に発覚したダイハツの大規模不正問題により、全車種の出荷・販売・登録が停止になったことで、主力モデルの販売・登録台数がどれだけ落ち込んでいるのか?ということ。
この他にも、王者N-BOXのライバルであるスズキ新型スペーシア(Suzuki New Spacia)が、どこまで勢いをつけてN-BOXに迫っているのか注目していきましょう。
2024年2月度の軽自動車・新車販売台数ランキングは?
それではまず、2024年2月度の(軽自動車)新車販売台数ランキングを見ていきましょう。
【202年2月度の登録新車販売台数ベスト15】
- ホンダ・N-BOX:16,542台(前月17,446台)
- スズキ・スペーシア:15,066台(前月11,316台)
- スズキ・ハスラー:8,990台(前月8,211台)
- 日産・ルークス:7,882台(前月6,943台)
- スズキ・ワゴンR:7,603台(前月5,983台)
- スズキ・アルト:6,128台(前月5,225台)
- 三菱・デリカミニ/eKシリーズ:6,009台(前月5,169台)
- 日産・デイズ:5,637台(前月4,644台)
- スズキ・ジムニー:3,755台(前月2,474台)
- ホンダ・N-WGN:2,962台(前月2,837台)
- 日産・サクラ:2,609台(前月2,314台)
- ダイハツ・タント:1,963台(前月4,849台)
- ホンダ・N-ONE:1,691台(前月1,582台)
- ダイハツ・ミラ:1,661台(前月2,624台)
- マツダ・フレアワゴン:1,509台(前月1,314台)
2024年2月度のランキングは上の通りとなります。
スズキ新型スペーシアの勢いが凄い!王者N-BOXとの差は約1,500台
まずは、2023年11月に発売されて3か月以上が経過した、スズキのフルモデルチェンジ版・新型スペーシア(Suzuki New Spacia)/スペーシアカスタム(New Spacia Custom)ですが、案の定販売・登録台数の伸びが勢いよく、王者N-BOXとの販売差は僅かに約1,500台にまで迫ってきました。
それにしても…競合タントが不正問題で販売台数を大幅に減らしているとはいえ、1万台を突破しているのがN-BOXとスペーシアだけというのも強烈。
まだまだ苦しい状況が続くダイハツ…遂にムーヴシリーズやタフトは圏外に
続いてはダイハツ全般ですが、主軸ともいえるタント(Daihatsu Tanto)/タントカスタム(Tanto Custom)が大幅に販売台数を減らし、遂に1,963台で12位にまで陥落。
そして15位以内に残っているダイハツ車は、ミラ(Mira)シリーズの1,661台で14位ですが、遂にムーヴ(Move)シリーズやタフト(Taft)が圏外になってしまいましたね。
2ページ目:普通乗用車は相変わらずカローラ/ヤリスリーズが上位を占めるが、何と日産の新型ノート(E13)/ノートオーラが3位にランクイン?!