ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)が納車されて5か月が経過!他に所有するムーヴキャンバスやデリカミニに比べて「ドア開閉の操作性」が最も優れている
発売当初から何かと批判されていた新型N-BOXだが、所有すると「最も売れている軽自動車」であることが納得できる
2023年10月に私に納車されて5か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Trubo, JF5)[2WD]。
走行距離も3,000kmを突破し、冬場でもメインカーとして毎日走ってくれている相棒ですが、今回は本モデルが納車されて5か月経過してのインプレッションに加え、私が他に所有するダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)や、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)よりも優れているポイントを見ていきましょう。
ちなみに新型N-BOXは、2024年2月度の軽自動車新車販売・登録台数ランキングにおいて、競合となるスズキ新型スペーシア(Suzuki New Spacia)に僅差ながらも1位を死守しています。
ドアロック/アンロック/予約ロック機能と優れているのはN-BOX
まずはN-BOXの操作性・使い勝手について。
具体的には、ドアロック(施錠)/アンロック(解錠)/予約ロック機能の有無についてですが、これら3つにおいて最も優れているのはN-BOX。
早速、先程挙げた2車種も含めて、各モデルの使い勝手について見ていきましょう。
N-BOXのドアハンドルは?
まずはN-BOXのドアハンドルの開け閉め等について。
N-BOXの場合は、運転席・助手席共にドアをアンロックする際には、アウタードアハンドルの裏側を指で触れるだけでアンロック可能。
一方でロックする際には、ドアハンドルの外面についたボッチボタンをプッシュする、もしくは降車時オートロック機能をON設定にしていれば、ドアが全て閉まっている状態&スマートキーを所持している状態で1.5mほど離れれば、自動的にロックしてくれます。
後席用スライドドアについては、ドアハンドルを軽く引く(引き切らない)だけ開けることが可能ですし、ディーラーオプションにてボッチボタンを設けることで、子供やお年寄りでも簡単に開け閉めできるのもグッドポイント。
更には、スライドドアが閉まっている状態で運転席もしくは助手席のロックボタンを押せば、予約ロック機能が働くので、この点もとても便利です。
三菱の新型デリカミニのドアハンドルは?
続いて、他に所有する三菱の新型デリカミニT Premium[2WD]を見ていきましょう。
デリカミニの場合、ドアをアンロックする際には、上の画像のようにドアハンドルの裏側を指で触れても開けることができず、外面にあるボッチボタンでアンロック&ロックすることしかできません。
おまけに、降車時オートロック機能も備わっていないため、この点はN-BOXの方が優秀。
後席スライドドアに関しても、N-BOXのような予約ロック機能は備わっていませんが、日産・三菱共通の独特な予約ロック機能は備わっているものの、「ロックした際にサイドミラーが格納されない」「ロックしたときにロック音が鳴らない」といった課題があるため、個人的な結論としては「予約ロックがあって無いような機能」だと思っています。
デリカミニの予約ロック機能の使い勝手については、関連記事にもまとめていますので参考にしていただけますと幸いです。
ダイハツ・ムーヴキャンバスのドアハンドルは?
続いては、他に所有するダイハツ新型ムーヴキャンバスTheory G[2WD]を見ていきましょう。
ムーヴキャンバスの場合、N-BOXのようにドアハンドルの裏側を触れるだけでアンロックすることはできず、しかもN-BOX/デリカミニのように物理タイプのボッチスイッチではなく、いわゆる静電タッチ式を採用しています。
これにより、ドアのロック/アンロックの際には、上の画像の「”二”の凹部」をタッチしないといけないわけですが、このタッチ感度も微妙なときがあるのが不満(特に雨で濡れたときは微妙)。
そして予約ロック機能については、N-BOXのようにスライドドアが閉まっている最中に、運転席もしくは助手席のドアハンドルをタッチすれば、スライドドアが閉まり切ったときにロックされるのでグッド。
こうして見ると、ドアロック/アンロック/予約ロックの使い勝手という面で順位をつけるのであれば、N-BOXが最も使い勝手が良く、2番目はムーヴキャンバス、3番目はデリカミニという順番になります。