三菱の新型デリカミニの不満→エンジンアシストが作動しない影響で燃費が悪化→その理由とは?更に2024年3月に受注停止になっていた件

2024-03-10

冬場はどの車も燃費は悪くなるものの、デリカミニは他の競合車種に比べてちょっと目立つかも?

2023年6月に私に納車されてもうすぐ9か月が経過する、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

前回のブログにて、デリカミニはマイルドハイブリッドシステムを採用しているにもかかわらず、そこまで燃費性能が良くないことや、ハイブリッドシステム特有のエンジンアシスト機能があまり作動していない?という内容をお伝えしましたが、これについて新たな情報が明らかになりましたので共有していきたいと思います。

もしかすると、同様の理由で冬場の燃費が極端に悪くなっているという方もいらっしゃるかもしれないので、少しでも参考になりましたら幸いです。


デリカミニのマイルドハイブリッドシステムが上手く作動していない?

早速、今回SNSなどでも少し話題になっているデリカミニに搭載されるマイルドハイブリッドシステムのエンジンアシストが作動していないという点について見ていきましょう。

デリカミニの場合、ベースとなるモデルがeKシリーズになるため、基本的なマイルドハイブリッドのシステムは共通。

減速時のエネルギーで発電した電力をリチウムイオンバッテリーに効率よく充電し、加速時にモーターでエンジンをアシストすることで、トルクフルで低燃費な走りを実現するというのが三菱のPRポイントになっています。

そして今回話題になっているエンジンアシスト機能ですが、これはバッテリーの充電量に十分な余裕があるとき、加速中に作動条件を満たすと最大30秒間ECOモーターの力で駆動力をアシストするというもの。

どうやらエンジンアシスト機能は、ある一定の条件では使用できない模様

しかしながら、私のデリカミニでは、納車されて6か月ほど経過した辺りからエンジンアシスト機能が上手く作動していない状況が続いているのですが、実際に三菱ディーラーにも相談してみたところ、どうやら以下の条件ではエンジンアシスト機能が作動しないことが判明(デリカミニの取扱説明書にも記載されていた)。

◇急発進、急加速したとき

◇発進したあとにブレーキペダルを踏んだとき

◇発進したあとにアクセルペダルを緩めたとき

◇アンチロックブレーキシステム[ABS]や、アクティブスタビリティコントロール[ASC]が作動しているとき

◇バッテリーの充電量が十分でないとき

◇外気温度が低く、バッテリーの保護が必要なとき

via:Mitsubishi

特にこの中で、一番最後の「外気温度が低く…」が今回の事例に該当するとのことで、外気温度が5度を切るような状況だとエンジンアシスト機能は作動しないとのことで、更にストップ&ゴーが多くなるような場面だと燃費の悪化が著しくなるそうです。

同じ道を走らせても、季節によって燃費は大きく異なる

走る場所や区間走行距離によって燃費は大きく異なるため、あくまでも参考程度の情報ではありますが、普段から走っている近場(片道15km程度)だと、夏頃のエアコンをガンガンに効かせた状態だと13km/L~16km/L、秋頃のエアコンをほとんど利用しない状態だと18km/L~22km/L、そして冬場だと10km/L~13km/Lなので、こうして見比べてみると、確かに冬場の方が燃費がそこまで良くないように見えますね。

2ページ目:デリカミニが2024年3月時点で受注停止に?