一体なぜ?希少な日産の新型フェアレディZ(RZ34)NISMOがスプレーで落書きされた醜い姿がSNSにて公開され話題。内部関係者が撮影したのでは?との噂も

過去にも話題となった新型フェアレディZ(RZ34)へのスプレー落書きだが、今度は特別仕様車NISMOでも同じことに…

日産の2ドアスポーツクーペモデルとなるビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

日本でもようやく先行バックオーダー分の納期が明らかになりつつあるようで、私がお世話になっている日産ディーラーでも、2024年モデルから特別仕様車NISMOに切り替えることを望んだお客さんが抽選申込 → 当選 → 2024年4月~7月の枠に2台のNISMOが納車される予定です。

ただ、特別仕様車NISMOに関しては、抽選台数を全て捌き切るにはまだまだ時間がかかるそうですが、こうしたなか、とある場所でスプレーで酷く落書きされたフェアレディZ NISMOが目撃され、SNSにて投稿されて大きな話題となっています。


おそらく、ここまで酷くスプレーにて落書きされたフェアレディZ(RZ34)NISMOは見たことが無い

こちらが今回、スプレーで酷く落書きされた新型フェアレディZ(RZ34)NISMO。

海外SNSサイトFacebookの「The New Nissan Z」と呼ばれるグループにて投稿され大きな注目を集めました。

まるでイカズチイエローのようなスプレーでギザギザに酷く落書きされ、ドアパネルには「RM3600?」と思われる謎のナンバーもスプレーにて落書きされています。

実はこの車両、ユーザーに納車された個体に誰かが落書きしたものではなく、日産USAが所有する評価・試験用として利用していたプロトタイプ(デモカー)とのこと。

そのため、近日中に廃車となる一台とのことで、隣に停められているインフィニティブランドのクロスオーバーモデルも同様にスプレーにて落書きされています。

そもそも何でこのような姿がスパイショットされ、SNSにて投稿されたのか?

つまり、日産USA社員によって落書きされたものだそうですが(廃棄することを意味するため、意図的にスプレーで目立たせている?)、処理前のデモカーがこのような姿で目撃される例はちょっと珍しいところですし、そもそも日産USAの私有地内に停められているところをスパイショットされているということは、日産関係者もしくは関連会社の社員?が撮影し、SNSにて投稿したものと予想されます(もしくは不正に侵入した外部の人間によるもの?)。

なお、こうした処理は日産だけに限らず、他の自動車メーカーでも第三者への転売などを防止するため、予め車両番号を抹消し、更に汚れが落ちにくいように意図的にスプレーにて落書きしているのですが、SNSでは「このような姿は本来見せてはいけないはずだ。日産のセキュリティはどうなっているんだ?」と指摘するユーザーも。

部品取り→転売できないように、細部のパーツにも落書き

リヤクォータービューも結構ダイレクトに落書きされていますね。

19インチの鍛造アルミホイールや、リヤクォーターピラーの”Z”エンブレム、ボディカラーと同色の大型リヤスポイラー、マフラーといった各種パーツ類に関しても、後々オークションや中古業者に転売できないように落書きされています。

はたから見れば衝撃的な画像ではあるものの、評価・テストする以上はこのような姿になる車両もあるわけで…

この画像をSNSにて拝見した方の一部は、「そんなに落書きするぐらいなら、受注再開を待つ他のお客さんに中古車として売ってもイイんじゃない?」と感じる人もいらっしゃるかもしれませんね。

2ページ目:実は過去にも、スプレーにて落書きされたフェアレディZ(RZ34)がスパイショットされていた?