こんなことがあった。三菱の新型デリカミニで夜間走行→リヤフォグランプを常時点灯するパジェロに遭遇→あまりにも眩し過ぎて頭痛が…

ここまでリヤフォグランプをダイレクト且つ長時間受け続けるとは思わなかった…

先日、私が所有する三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]にて、夜間走行中にリヤフォグランプを点灯させたパジェロ(Pajero)に遭遇。

対面通行のバイパスを走行していて、先頭車両には塩カルを撒く特殊車両が低速で走行していた関係で(60km/h規制のところを30km/hで走行していた)、ちょっとした渋滞が出来ていたのですが、リヤフォグランプを点灯させたパジェロは全く気付いていないのか、そのままひたすら走り続けていて、そのあまりの眩しさに頭痛と軽くめまいが発生。

途中でバイパスを下りることもできず、しかし後続に多くの車両が列を作り、これ以上減速することは難しいため、何とかパジェロとの車間距離を空けないためにも、できるだけリヤフォグランプに目線がいかないように走り続けることに。


ダメだ…リヤフォグランプが中央にあると、目線をそらすことができない

こちらが、私の前方にいたパジェロ。

画像を見てもおわかりの通り、中央に設けられた背面タイヤの直下にリヤフォグランプが搭載されているため、目線を逸らそうにも、あまりにも眩し過ぎるためにイヤでも視界に入ってしまうんですね。

画像で見てもこれだけ眩しいのですから、実際に真後ろにいるととんでもない眩しさになりますし、何よりも着座位置の高いデリカミニに対して、リヤフォグランプの灯りがレーザーポインターの如くダイレクトに私の目に攻撃を仕掛けてくるため、気が付けば眉間に強烈な痛みが…

このまま走り続けると、更に頭痛が酷くなり、運転に支障を来す恐れがあるため、何とかこの光から逃れる方法を考えることに集中することに。

そもそもリヤフォグランプはどういったときに使用する?

ちなみに、寒冷地仕様などで同時に装備されるリヤフォグランプの用途・使い方としては、霧や大雨、雪などの影響で視界が悪いとき、後続車両に自車の存在を知らせるために使用するため、ちょっとした雨天時だと返って眩し過ぎて運転を妨害する恐れがあるんですね。

適切な用途で使用されていない場合、妨害運転罪に問われる恐れも?

あと、晴天夜間などの視界が悪くないときにリアフォグランプを点灯させた場合、必ずしも違反となるわけではないものの「故意に他人の運転を妨害」する危険性もあることから、妨害運転罪などの罰則が適用されるよう恐れもあるとのこと。

つまりは、あおり運転と同様に取り締まりを受けることもあるため、仮に適用されれば違反点数としては「25点」と重く、3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金で即免許取消し、欠格期間は最大5年となるので注意が必要なんですね。

参考までに、三井住友海上が公開している妨害運転罪の例は以下の通り。

◇対向車線からの接近や逆走(通行区分違反)

◇不要な急ブレーキ(急ブレーキ禁止違反)

◇車間距離を詰めて接近(車間距離不保持)

◇急な進路変更や蛇行運転(進路変更禁止違反)

◇左車線からの追い越しや無理な追い越し(追越し違反)

◇不必要な継続したハイビーム(減光等義務違反)

◇不必要な反復したクラクション(警音器使用制限違反)

◇急な加減速や幅寄せ(安全運転義務違反)

◇高速道路などの本線車道での低速走行(最低速度違反(高速自動車国道))

◇高速道路などにおける駐停車(高速自動車国道等駐停車違反)

2ページ目:しばらくバイパスから下りられない状況で、どのようにしてこの状況を乗り越えた?