これが復活と噂のフルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロ?デリカミニとはまた違ったキャッチーなヘッドライトで新規顧客を獲得できるか
一部報道で大きな話題となったパジェロ復活!2026年度のデビューまで待てないな…
2024年3月22日、国内カーメディアの日刊自動車新聞・電子版が、2026年度(2027年3月末まで)にもフルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロ(Mitsubishi New Pajero)が復活すると報道し大きな話題に。
現時点では、具体的な内外装デザインまでは明らかになっていないものの、日刊自動車新聞・電子版が公開している先行情報としては以下の通りとなっています。
◇2026年度(2027年3月末まで)に国内復活を検討
◇新型トライトンのラダーフレーム構造をベースに開発
◇生産工場はタイで、輸入する方針
◇四輪駆動[AWD]
パジェロ復活報道後、何とも興味深いレンダリングが公開!
そして今回、新型パジェロ復活の報道後にSNSにて公開されたのが、こちらの完成イメージレンダリング。
※X ID(旧Twitter):@Enhance_Cars様より引用
数多くの新車・新型車のイメージレンダリングを作成・投稿しているデジタルアーティストで、今回のパジェロは次期型を想定したデザインとなっています。
実際にレンダリングデザインを見ていくと、ボディスタイルは4代目パジェロのようなラダーフレーム特有のクロスカントリースタイルながらも、フロントマスクは近年の三菱のデザイン言語を上手く取り入れたキャッチーなデザインに。
デリカミニとの差別化に加え、愛嬌のある顔つきに仕上げたのはグッド
ちなみに国内自動車情報誌ベストカーさんが報じる、次期パジェロのフロントマスクは、三菱のデザインアイコンであるダイナミックシールドグリルを敢えて採用せず、ランドローバー新型レンジローバーを彷彿とさせるスクエア型グリルで、ヘッドライト意匠はデリカミニ(New Delica Mini)のU字型LEDデイライト+単眼LEDヘッドライトを盛り込み、こちらもキャッチーながらも欧州チックな匂い感じさせるデザインに仕上げられています。
フィット4風のヘッドライト意匠が現代的でパジェロの良さを引き出している
改めて、今回新たに公開された新型パジェロの完成イメージレンダリングを見ていきましょう。
まずはメーカーのアイコンともいうべきフロントマスクですが、フロントグリルは武骨ながらもダイナミックシールド風グリルを採用しつつ、フロントエンドの三菱エンブレムの上部には、ダーククローム仕上げと思われる”MITSUBISHI”のレタリングバッジを貼付。
そして気になるフロントヘッドライト意匠ですが、デリカミニと同じU字タイプのLEDポジションランプながらも、どちらかというとホンダ・フィット4(Honda FIT4)のようなU字型に近く、ワイドな目つきを表現していますね。
フロントロアバンパーは、武骨さやオフロードでの走りを想定して、無塗装ブラックの樹脂パーツを装着しているものと予想されますが、こういったアクティブでボディカラーとメリハリを付けたデザインは、三菱らしいところだと思います。
なおフロントロアバンパーの形状やヘッドライト意匠は、デリカミニ同様にランドローバー・ディフェンダー(Land Rover Defender)チックな顔つきで、グローバルモデルを強く意識しているようにも思えたり。
もしかすると、タイ市場や日本市場だけでなく、オーストラリア市場などの幅広いところでの市販化も想定しているのかもしれません。