これが復活と噂のフルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロ?デリカミニとはまた違ったキャッチーなヘッドライトで新規顧客を獲得できるか
(続き)フルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロのイメージレンダリングを見ていこう
引き続き、三菱の新型パジェロの完成イメージレンダリングを見ていきましょう。
価格帯は現行パジェロスポーツに近くなる?
現時点では、まだこのデザインで登場するとは限らず、あくまでもイメージレンダリングに留まりますが、個人的にはこのデザインで登場したら即買いするレベル。
あとはパワートレインや価格帯がどうなるのか?という点ですが、現時点でプラットフォームがトライトンからの流用であることや、タイ工場での生産車を輸入することを考えると、概ねイメージできるのはパジェロスポーツ(New Pajero Sport)の次期型。
これは前回のブログでもお伝えした通りで、2024年3月18日にマイナーチェンジ版・新型パジェロスポーツが発売され、内外装デザインの変更だけでなく、トランスミッションは8速AT → 6速ATへと変更。
そしてパワートレインは、ユーロ5規制に準拠したパワフル且つ環境に優しい排気量2.4L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力184hp/5,500rpm、最大トルク430Nm/2,250rpm~2,500rpmを発揮します。
次期パジェロの価格帯は550万円~650万円が妥当なところ?
ビッグマイナーチェンジ相当の変貌を遂げたパジェロスポーツですが、一番気になるのが価格帯。
タイ市場では、以下の通りのグレード別価格帯にて販売するとのことですが、ここから仮にフルモデルチェンジ&日本へと輸入することを想定すると、かなり思い切った価格設定になることが予想されます。
◇Prime(プライム):[2WD]1,389,000バーツ(日本円に換算して約576万円)
◇Ultra(ウルトラ):[2WD]1,529,000バーツ(日本円に換算して約634万円)
◇Elite Edition(エリートエディション):
[2WD]1,579,000バーツ(日本円に換算して約655万円)
[4WD]1,689,000(日本円に換算して約701万円)
まだあくまで予想の範囲なので、全く異なる価格設定になるかもしれないですが、まず4代目として販売された特別仕様車ファイナルエディション(Final Edition)の車両本体価格が4,530,600円(税込み)だったことを考えると、上記のパジェロスポーツの価格帯を加味すると100万円以上の値上げは避けられないと推測。
最大のライバルはトヨタ・ランクル250か
そうなると、550万円~650万円での価格設定が最も現実的なところ?と推測しますが、仮にこの価格帯での販売ともなると、日本国内での競合モデルは、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Crusier 250)が確実といったところでしょうか。
ただ、新型パジェロが復活するであろう2026年度には、おそらくトヨタからは、ランクル250のディーゼルハイブリッドもしくはガソリンターボハイブリッドが新設定されている可能性が高いですから、パフォーマンスやサイズ感、納期という面でどこまで勝負できるのか注目したいところです。