新型WR-Vの出荷目途が「最大8か月」にまで延び、輸送キャパオーバーでどんどん遅れている模様…ホンダが2024年4月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

2024年3月は決算期ということもあり、駆け込みで車両登録だけ済ませてしまい、納期だけが遅れているところもあるようだ

ホンダが定期的に更新している、既存ラインナップモデルを対象とした工場出荷目途ですが、今回は2024年4月「1回目」となる最新出荷目途一覧が更新されています。

これに加え、いつもお世話になっているホンダディーラー複数店舗にて独自に取材した最新情報に加え、2024年3月22日に発売されたばかりとなる新型WR-Vの近況についてもお伝えしたいと思います。

特にWR-Vは、私も購入・契約済で具体的な納期も判明していましたが、諸々の理由で少し遅れ気味になっているようです。


新型WR-Vの受注は好調!船便の輸送スケジュールが徐々に遅れているようだ

まずは2024年3月22日に発売され、ようやくホンダディーラーにも試乗車・展示車といったデモカーが配備されている新型WR-V。

ホンダのエントリーBセグメントSUVで、おまけにガソリンエンジンのみ&前輪駆動[2WD]のみの割り切ったモデルになるため、価格帯も抑えられています。

その関係もあり、トヨタ・ライズ(Toyota RAIZE)やダイハツ・ロッキー(Daihatsu Rocky)、スバル・レックス(Subaru REX)を検討していた方々の代替えモデルという立ち位置で注目が集まったわけですが、そういった立ち位置でなくとも注目度は十分高め。

発売前から納期は半年以上と長期化しており、特にエントリーグレードXは、法人需要が高いからなのか、はたまた元々の生産台数が少ないからなのかは不明ですが、既に納期として1年ほどにまで延びているようです。

そして2024年3月末に入ってから、ようやくユーザー向けの生産・出荷が開始されたわけですが、どうやらインドからの船便のキャパシティがオーバーしているとのことで(WR-Vの製造元がインド)、当初の納期から徐々に遅れているお客さんも増えているそうです。

当ブログの読者様で、WR-Vを購入・契約済の方でも、当初は2024年3月末に納車予定だったものが、船便のキャパオーバーにより同年4月上旬~中旬にズレ込んでいるところもあるようですし、なかには他モデルのディーラーオプションなどの取付けが集中していて、なかなかWR-Vまで順番が回ってこない、といったマンパワー的な問題もあるようです。

現行2代目フリードは2024年4月で生産終了へ!

続いて、2024年夏頃に発表・発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)ですが、現行2代目のフリードは、同年4月で生産終了予定となっており、既に一部グレードは受注受付けを終了。

売れ筋の特別仕様車BLACK STYLEは、おそらくギリギリまで受注を継続していると思いますが、それ以外のエントリーグレードなどは、販売店によって受注台数の制限を設けているようです。

一方の次期3代目フリードに関しては、既に販売店にも情報が展開されていて、当ブログでは具体的なグレード構成やボディカラー、装備内容、グレード別での特徴なども紹介していますので、検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。

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