ベースはトヨタ・クラウンとホンダ・アコードと三菱!ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカが凄い!このままランボ本社からの訴訟に発展しなければ良いが…

(続き)タイのアフターパーツメーカーが製作したランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカを見ていこう

引き続き、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカモデルを見ていきましょう。

リヤフェンダーには日本語で「好きなものを愛する」

ちょっとユニークだったのは、リヤオーバーフェンダーに日本語で「好きなものを愛する」と記載されていること。

おそらくこのモデルを製作したキット・レーシングのスタッフは、日本をこよなく愛する人物なのではないかと予想されますし、それこそ日本のリバティーウォークに敬意を表して、このようなキットカーを作りたかったのかもしれませんね。

ちなみに足回りのブレーキシステムはBMWがベースになっているそうです。

エンジンは三菱3000GTがベース!

エンジンはもちろんリヤミドシップに搭載されますが、アヴェンタドールSVJの排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンではなく、三菱3000GT VR4の排気量3.0L V型6気筒エンジン+ターボチャージャーにて補完され、更に3000GTオリジナルのトランスミッションを搭載。

ちなみに足回りのサスペンションについては、トヨタ・ハイラックス(Hilux)のサスペンションコンポーネントを使用しているとのこと。


内装はホンダ・シビックがベースで右ハンドル仕様

インテリアまではさすがにランボルギーニ風にカスタマイズすることは難しかったそうで、ホンダ・シビックをベースにしているのはユニーク。

ステアリングシステムは、いすゞのD-Maxがベースになっており、ドアは日産NXクーペをベースに改造しているとのこと。

改めてフロントマスクを見ていくと、外付けリベット留めのオーバーフェンダーがリバティーウォークのコンプリートカーにしか見えないレベル。

ボディパネルは、すべて小さな製造工場によって手作りされていて、本物のアヴェンタドールのパーツは一切使用していないそうです。

ヘッドライト意匠はもちろんのこと、フロントノーズに設けられたファイティングブル風のエンブレムも全てオリジナルだそうで、「必ずしもこのモデルはアヴェンタドールではない」というキット・レーシングなりの敬意も見られます。

なお、このレプリカモデルは市販化されておらずキット・レーシングのデモカーとして飾られているそうですが、おそらく市販化すると山口県のアルバーモのようにランボルギーニ本社からの警告を受けるかもしれませんね。

VR4 Lambo Replica in Bangkok! (Honda Accord Conversion)

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Reference:CARSCOOPS