フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの最新情報⑧!「まさかの車両本体価格300万円超え」「車速連動オートドアロックは非採用」等

新型フリードの一番のネックは価格帯になりそうだ

2024年5月9日に内外装デザイン並びに先行ティーザーサイトがオープン予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。

前回のブログでは、本モデルの具体的なスケジュールを紹介しましたが、今回は概算価格や一部機能についてチェックしていきたいと思います。

トヨタ新型シエンタをライバルとするエントリーMPVということで、老若男女問わず愛されるモデルでありながらも、ファミリーユース世代でも重宝される一台ですから、大幅に商品力が向上する次期フリードは爆売れすることは間違いなさそうです。


車速連動オートドアロック機能は非採用

via:みんカラ

まずは新型フリードの機能・装備面について。

これは2023年10月6日に発売されたフルモデルチェンジ版・新型N-BOXと同じ流れになっていますが、どうやら次期フリードも車速連動オートドアロック機能が搭載されないとのこと。

車速連動オートドアロックというのは、ある一定の速度に到達すると、自動でドアロックされるもので、現行2代目では採用されている機能です。

しかしながら、次期3代目では全グレード非採用で、その代わりとしてリモート操作アプリにおいてスライドドアのリモートオープン/クローズ機能が採用されることに。

ファミリーユースを対象にしているからこそ継続してほしかった機能だが…

via:X(旧Twitter)

コンパクトMPVのフリードクラスになると、利用するユーザーがファミリーユースということもあり、後席や助手席に子供を乗せることも多いかと思います。

そういったときに、子供が誤ってドアを開けてしまう恐れもあるかもしれませんから、こうした問題・トラブル・事故を避けるためにも、車速連動オートドアロック機能は継続すべきだったのでは?と思ったりもします。

リヤクーラーは3列6人乗りのみで天井に搭載

続いては、新型フリードでは待望ともいえるリヤクーラーですが、こちらはなぜか3列6人乗り仕様のAIR EX/CROSSTARのみに搭載され、それ以外の3列7人乗りや2列5人乗りには設定されない予定です。

あとリヤクーラーと聞くと、「後席からでもエアコンの風量や風向、温度も調整できるの?」という質問もありましたが、単純に上の画像のようにリヤベンチレーション(エアコンの吹き出し口)が設定されるだけになります。

搭載位置は、天井の両サイドになる予定で、イメージ的には上の画像のステップワゴンのような配置になると予想されます。

ちなみに競合モデルとなるトヨタ・シエンタ(Toyota New Sienta)では、リヤクーラーというよりもサーキュレーターが搭載されていたため、空気の循環を目的とした機能でしたが、冬場だと暖かい風が送り込まれるわけではないため、利用できるシーズンは限られていました。

今回のフリードに搭載されるリヤクーラーは、エアコン/暖房といった風が送り込まれるので重宝したいところ。

ただ前述にもある通り、リヤクーラーが搭載されるのは3列6人乗りのみのため、必然的に高額なグレードを選択しなければならないのは残念に思う所です。

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