(2025年)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型4ランナー/ハイラックスサーフが世界初公開!エアコンプレッサー付&9グレード展開で日本導入を切望!
新型4ランナー/ハイラックスサーフは、何れ日本にも導入してほしい一台だが…
2024年4月10日、トヨタのアメリカ法人となるトヨタUSAより、フルモデルチェンジ版・新型4ランナー(Toyota New 4 Runner)が世界初公開されました。
日本市場では、以前ハイラックスサーフとして販売されていた大型SUVですが、残念ながら今回の6代目となる新型4ランナーはアメリカ市場向けの専売となるようです。
ちなみに本モデルの注目トピックスは以下の通り。
◇最高出力326hp/最大トルク631Nmを発揮する直4ターボハイブリッドを搭載
◇新グレード・トレイルハンター(Trailhunter)を追加し、オフロード性能を向上
◇全9グレードをラインナップし、二輪駆動[2WD]/パートタイム四輪駆動[4WD]/フルタイム四輪駆動[4WD]のいずれかが選択可能
見た目はまさに新型タコマのSUV版
こちらが今回、世界初公開された新型4ランナー。
見た目はまさに新型タコマのSUV版といったところで、フロントマスクは新世代のトヨタらしいデザイン言語ながらも、ちょっと意外だったのは、リヤセクションのリヤクォーターガラスが初代を彷彿させるような「ラップオーバークォーターガラス」で、レトロスタイルを踏襲していること。
既にティーザー動画でも公開されましたが、リヤハッチガラスは電動ローリングリヤウィンドウを再現。
プラットフォームはTNGA-Fをベースにしつつ、エンジンは直4ターボ一択に
そして気になるプラットフォームですが、タコマやランドクルーザー300/250、タンドラ、セコイア同様にラダーフレームベースのTNGA-Fプラットフォームを採用しており、パワートレインは排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンをベースに、ガソリンモデルとデュアルブーストハイブリッド(i-FORCE)の2種類をラインナップ。
ちなみにデュアルブースト(i-FORCE)ハイブリッドを搭載するグレードは、SR5/TRDスポーツ/TRDオフロード/Limited/TRD Pro/トライルハンター(Trailhunter)/プラチナム(Platinum)と、8グレードにて展開されるそうですが、思った以上にグレード展開が充実していますね。
ちなみにベースとなる排気量2.4L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンは、最大出力278hp/最大トルク430Nmを発揮しますが、デュアルブースト(i-FORCE)ハイブリッドだとシステム総出力326hp/システムトルク631Nmを発揮し、トランスミッションは8速AT、最大けん引力は2,720kmまで対応しているそうです。
新型4ランナーのパフォーマンスも充実
続いて、新型4ランナーのパフォーマンス面を見ていきましょう。
競合モデルになるであろうフォード・ブロンコ同様に、スタビライザー切断システムが装備され、最大32度の傾斜にアプローチすることが可能で、ディパーチャーアングルは24度。
オプションではマルチテレインモニターが搭載され、障害物を乗り越える際に遭遇する障害物に可視化。
当然のことながら、誰もが究極のオフロード機能を必要とするわけではないため、ユーザーの用途に応じてオプション設定にしているところは魅力的なところ。
足回りもグレードによって装備差があるようだ
駆動方式については、二輪駆動[2WD]/パートタイム四輪駆動[4WD]/フルタイム四輪駆動[4WD]がラインナップされ、2WDモデルにはオートリミテッドスリップディファレンシャルが搭載され、4WDモデルには高速および低速の電子制御2速トランスファーケースを含む、その他の機能が追加されるとのこと。
走行距離およびトラクションのないホイールに自動的にブレーキをかけるアクティブ トラクションコントロールや、TRDオフロード/TRDプロ/トレイルハンターグレードでは、電子ロック式リアデフが標準装備され、ハイブリッドシステムを搭載したLimitedグレードには、Platinumグレードに標準装備されているセンターロック式デフが装備されるなど、少しややこしい部分も。
そしてマルチテレインセレクトシステムが、4WD-Highモード/4WD-Lowモードの両方で動作するようになり、CRAWLコントロール(低速オフロードクルーズコントロール)が追加されたのも注目トピックス。