えっ、いつの間に…?!(2024年)一部改良版・マツダ新型MAZDA2が”シレッ”と発売!気になる変更ポイントやグレード別価格帯をチェック

まさかのサイレントリリース!一部改良版・新型MAZDA2が発売スタート!

2024年4月12日、マツダのエントリーコンパクトモデルでお馴染みとなるMAZDA2が、一部改良版として発売されるも、公式プレスリリースでは一切公開されず、サイレントリリースという形で”シレッ”と発売されました。

今回の一部改良では、内外装のデザインは変更されず、一部のグレードに対してセットメーカーオプションが追加されたことや、コネクティッドサービス・マツダコネクト(略称:マツコネ)の工場、そして一部グレードの廃止となっています。

これにあわせて、部品代や物流コストの高騰もあって車両本体価格が上がっているため、細かなグレード別価格帯もチェックしていきましょう。


2024年モデルの新型MAZDA2の改良・変更内容を見ていこう

まずは、今回の一部改良で何が変更・改良されたのかを見ていきましょう。

【(2024年)新型MAZDA2の改良内容一覧】

◇15 BDグレードとXD BDグレードに、ウォームコンフォートパッケージを追加

◇15 SPORTグレードにSPORT+パッケージを追加

◇コネクティッドサービス対応の新世代マツダコネクトを採用

◇15 Sunlit Citrusグレード廃止

以上の通り、大きく4種類の改良・変更が行われました。

2023年モデルとしてラインナップされていた15 Sunlit Citrusグレードは廃止となり、僅かながらにグレード構成が絞られました。

ウォームコンフォートパッケージとは?

続いて、ウォームコンフォートパッケージについて見ていきましょう。

このオプションは、以下の快適装備をセットメーカーオプションとして設定されているもので、その価格帯は66,000円(税込み)とセーフティクルーズパッケージと同じ価格となっています。

■ウォームコンフォートパッケージ
・本革巻きステアリング
・本革巻きシフトノブ
・本革巻きパーキングブレーキレバー
・ステアリングヒーター
・運転席&助手席シートヒーター

ちなみにこのメーカーオプションですが、ルーフフィルム(ブラック/ホワイト)/ドアミラーカバー/シャークフィンアンテナ、ホイールキャップレスおよびホワイトグリルは同時装着できない仕様になっているため、快適性を重要視するのであれば、ウォームコンフォートパッケージは譲れないところだと思います。

SPORT+パッケージとは?

そしてもう一つ追加されたのが、15 SPORTグレードのみに設定可能なSPORT+パッケージ。

XD SPORT+の専用装備を、ガソリンモデルの15 SPORTでも選択できるよう、新たなメーカーオプションとして設定されたもので、そのオプション費用は198,000円(税込み)と中々に高額。

セットオプション内容としては以下の通りで、快適装備から先進装備と幅広いセットオプションとなっています。

■SPORT+パッケージ
・アダプティブLEDヘッドライト[ALH]
・ドアトリム(グランリュクス)
・シート材質(レザー/ラックスシェード)
・ヘッドランプユニット内シグネチャーLEDランプ
・インナードアハンドル(サテンクロームメッキ)
・運転席6way式電動パワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)
・ステアリングヒーター
・運転席&助手席シートヒーター
・インパネ(オフブラック)

コネクティッドサービス・マツコネのアップデート

そして3つ目は、コネクティッドサービス対応の新世代マツダコネクト(略称:マツコネ)を採用。

これは、センターディスプレイ大型化(8.8インチ)するだけでなく、音質/画質の向上に加え、マツダエマージェンシーコールなどの安全・安心領域から、リモートコントロールなどの快適・楽しむ領域までコネクティッドサービスが適用されました。

コンパクトカークラスにおいても安全性、快適性の向上を図ってきたところはグッドですが、15MBグレードでは選択不可の機能になるのは残念。

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