日本人に納車された奇抜な内装を持つレクサスLFAが競売に登場!何と2番目のオーナーは「Mr.ビーン」ことローワン・アトキンソン…予想落札価格は驚異の約2億円
レクサスLFAは、今やハイパーカーをも上回る価値を持つ高嶺の花に
レクサスが世界限定500台のみ販売した、V型10気筒自然吸気エンジンを搭載するスーパーカーLFA。
当時、日本での新車販売価格としては最高額となる3,750万円にて販売されましたが、日本ユーザーだけでなく海外ユーザーからの注目度も高く即完売。
特に初回50台のみ販売されたLFAニュルブルクリンクパッケージは、フロントカナードや固定式リヤウィング、専用鍛造アルミホイール、専用ローダウンスプリングなど、従来のLFAから更にサーキット志向にチューニングされたモデルで、その希少性の高さから2億円~3億円にて取引されるほど。
今回、海外オークションサイト・プレステージ・モーター・ウェアハウスにて出品されているLFAは、イギリスの有名俳優が所有していた個体で、内装の造りが今までに見たことの無い奇抜なデザインとなっています。
元オーナーは、映画「Mr.ビーン」にて主演を務めたローワン・アトキンソン
こちらが今回、オークションサイトにて出品されているレクサスLFA。
ボディカラーはシンプルなパールホワイトに仕上げられ、ボディ表面も特に目立ったキズなどの無い極上の一台です。
ちなみにこのモデルを所有していたオーナーは、映画「Mr.ビーン」にて主演を務めたローワン・アトキンソン氏で、彼は生粋のスーパーカー/スポーツカー好きとして有名。
レクサスLFAだけに限らず、過去に2度の大破事故を経験したマクラーレンF1を所有していたことでも有名で、後にこの個体はとんでもないプレミア価値を持ち、何と778万ポンド(日本円に換算して約15億円)にて売却されました。
今となっては時価にして約20億円の価値を持つマクラーレンF1ですが、一方のレクサスLFAはどうでしょうか?
直近のオークションにて落札されたパールレッドのLFAは、走行距離431kmと全く走られておらず、しかしコンディションとしては抜群の個体だったため、最終落札価格は890,000ドル(日本円に換算して約1.4億円)と新車価格の約4倍となります。
ローワン・アトキンソン氏が所有する前は、日本人オーナーが所有していたようだ
ちなみにローワン・アトキンソン氏が所有していたLFAは、世界限定500台のうち198台目に製造された右ハンドル仕様で(イギリス市場向けなので)、製造年は2012年式。
彼は新車にて購入したわけではなく、2022年に中古車両として購入したそうですが、どうやらその前のオーナーは日本人だったことも明らかに(つまり2022年までは日本にあった極上の個体)。