やるやんダイハツ!販売停止になっていたタント(スバル・シフォン)が安全性能評価で高得点を獲得!一方でレクサス新型LBXはファイブスター賞を獲得できず

ダイハツはこのまま勢いを付けて、他モデルでも高評価を獲得してほしい

2023年12月、ダイハツの大規模不正により、全車種が販売・出荷・登録停止となり、2024年1月~2024年3月にかけての新車販売・登録台数はほぼほぼランキング圏外となっています。

しかしながら、主力モデルのほとんどが出荷停止解除となり、ようやく生産再開に向けて準備を進めている段階です。

今回、こうした問題を受けてからダイハツ新型タント(Daihatsu New Tanto)/スバル・シフォン(Subaru Chiffon)を対象に、国土交通省が安全性能評価を実施したところ、5段階中上から2番目に高い評価となる「4つ星」を獲得したことが明らかとなりました。


タント/シフォンの予防安全性能「スマートアシスト」について

まずはダイハツ・タント/スバル・シフォンの特徴や、予防安全機能「スマートアシスト」について見ていきましょう。

タントは、DNGAの第一弾商品として、走る、曲がる、止まるの基本性能を大幅に向上し、2019年7月に販売開始。

その後、2020年12月にスマートアシストをレベルアップ。衝突回避支援ブレーキで、車両への追突および横断歩行者について検知距離・対応速度を向上。

夜間横断歩行者と、二輪への追突に新たに対応するなど予防安全性能を向上.


予防安全機能「スマートアシスト」

◇衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)

◇衝突回避支援ブレーキ機能(対横断歩行者)

◇衝突回避支援ブレーキ機能(対夜間横断歩行者)

◇衝突回避支援ブレーキ機能(対追従二輪)

◇車線逸脱抑制制御機能

◇ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)

◇ADB(アダプティブドライビングビーム)

◇標識認識機能(進入禁止) 等

タント/シフォンの安全性能評価をチェックしていこう

そして、気になるタント/シフォンの安全性能評価は以下の通り。

◇衝突安全性(80%)・・・ランクB(総合得点80.37点/100.0満点)

・フルラップ前面衝突:82%

・オフセット前面衝突:72%

・側面衝突:100%

・後面衝突頸部保護:90%

・歩行者頭部:71%

・歩行者脚部:93%

・シートベルトリマインダー:88%


◇予防安全性能(89%)・・・ランクA(総合得点79.26点/89.00満点)

・AEBS(対車):100%

・AEBS(対歩:昼):93%

・AEBS(対歩:夜):97%

・AEBS(対自転車):11%

・車線逸脱抑制:100%

・高機能前照灯:100%

・ペダル踏み間違い時加速抑制:100%


◇事故後自動緊急通報装置(-%)・・・先進型(総合得点-点/8点満点)


◇総合評価(81%)・・・4つ星★★★★☆(総合得点159.23点/197点満点)

2ページ目:レクサス新型LBXは安全性能評価でファイブスター賞を獲得できず…?