車系YouTuberが世界に1台しか存在しないマクラーレン・セナで迷惑走行→レクサスディーラーに突っ込み大破…有名コレクターがアストンマーティン・ヴァルキリーをキャンセル!その理由とは?
車系YouTuberは、こうした事故でも動画の再生回数で利益につなげることができるのが凄い
マクレーレンが世界限定500台のみ販売したセナ(McLaren Senna)。
日本人オーナーにも納車されている貴重なハイパーマシンですが、2024年4月30日の午前、アメリカ・ロサンゼルスの公道にて本モデルを運転していたオーナー&YouTuberのエドモンド・モンディ(Mondi)氏が、納車後僅か4日目にして、調子にノッてドーナツターンを行い、その後フルスロットルで加速しようとしたところでスピン。
更にその先にあるレクサスディーラーへとツッコむ大事故へと発展しました。
この事故によるけが人は居なかったものの、予期せぬ…ではなく予期できぬ事故でフロントを大破したセナは、YouTuberの動画のネタになり、今後再生回数を稼いでは修理される可能性が高そうです。
今回事故したマクラーレン・セナは、世界に1台しか存在しないワンオフモデル
こちらが、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのウッドランド・ヒルズにあるベンチュラ大通りにて事故を起こす前のマクラーレン・セナ。
動画だと少し分かりづらいですが、この個体はマクラーレンの特別なMSO部門によってペイントされたもので、そのボディカラーはワンオフグリーン系のグリーン・オン・サドル。
シャシーナンバーは#010で、セナの末尾には”プロジェクト・キロⅡ”の名が付けられているそうです。
特注仕様なのは、ボディカラーだけでなく足もとのホイールも含まれており、MSO部門の工場にて取り付けられたカーボンホイールが採用されていて、オプション価格は152,000ドル(日本円に換算して約2,385万円)。
さらに、このモデルはアメリカにて一番最初に到着したセナシリーズだそうで、グリーンのボディカラーとサドルの内装カラーを組み合わせたモデルはこの個体のみなのだそう。
その他にも、ユニークなパーソナライゼーションタッチとして、ゴールドのエキゾーストシールドや、サイドシルにキウイロゴが採用されるなど、まさに唯一無二。
ちなみに、この”プロジェクト・キロⅡ”という愛称は、Mondi氏が購入する前に新車にて購入した最初のオーナーが、以前にカスタムした650Sの特別仕様車プロジェクト・キロⅠからのナンバリングだそうで、この650SもMSO部門によって特別なデザインが施されたそうです。
そんな貴重なセナを、公道上にてドーナツターンを行い、その後調子にノッたMondi氏は、そのままフルスロットルで加速。
モクモクと白煙が舞い、そのまま加速していくセナですが…
車体はコントロールを失ってしまい…
幸い歩行者は居なかったが、迷惑極まりない車系YouTuberによりレクサスディーラーが破壊
何と近くのレクサスディーラーに突っ込む大事故が発生。
レクサスディーラーに突っ込んだセナ付近では、案の定カースポッターたちが集まり、なかにはスマホで動画を撮影する人も。
少しわかりづらいですが、事故したセナは駐車中のトヨタ・カムリに隣接するレクサス販売店の壁に衝突。
フロントのクラムシェルは完全に破壊され、カーボンファイバー製シャーシとフロントサスペンションに大きなダメージを受けています。
マクラーレンは通常、こういった事故したモデルをなんとか修理しますが、保険会社にとって請求額が高額になることは間違いなさそう。
このYouTuberは、過去にGMCハマーEVを破壊した悪名高き人物
ちなみにこのYouTuber、2022年にYouTubeにてGMCハマーEVを衝突させて78,000ドル(日本円に換算して約1,220万円)の損害を与えたとして悪名を轟かせたことは有名な話。
今回の事故が、Mondi氏にとって意図的なものだったかは不明ですが、後日彼のYouTubeの動画ネタになることは間違いないかと思われます。
McLaren Senna Crashes
2ページ目:「月の鉱物」をボディカラーに含ませる予定だったアストンマーティン・ヴァルキリーをキャンセルしたスーパーカー/ハイパーカーコレクターとは?