車系YouTuberが世界に1台しか存在しないマクラーレン・セナで迷惑走行→レクサスディーラーに突っ込み大破…有名コレクターがアストンマーティン・ヴァルキリーをキャンセル!その理由とは?

(続き)あのハイパーカーコレクターが、まさかのアストンマーティン・ヴァルキリーをキャンセル!

続いて、世界的に有名なスーパーカー/ハイパーカーコレクターのクリス・シン氏が、「2018年に正式オーダーした」と報告したアストンマーティン・ヴァルキリー(Aston Martin Valkyrie)ですが、同氏はこのモデルを正式にキャンセルしていたことが明らかとなりました。

クリス・シン氏といえば、世界限定3台のみとなるランボルギーニ・ヴェネーノ(Lamborghini Veneno)や、ブガッティ・シロン・ピュールスポール(Bugatti Chiron PurSport)、パガーニ・ウアイラBC(Pagani Huayra BC)といった超限定モデルを多数所有することでも有名な人物。

ヴァルキリーも、何と「月から採掘された鉱物」を粉砕し、それらをボディカラーに含ませたワンオフカラーをオーダーする予定でしたが、アストンマーティンのブランド価値に疑問を持ち、最終的にはこの月の鉱物をパガーニ・ユートピア(Pagani Utopia)に活用することを決意しました。


元々予定されていたヴァルキリーの仕様は?

こちらが以前、クリス・シン氏がオーダーしたというヴァルキリー。

同氏は、このモデルに「月の岩を粉塵にし、その粉塵を塗料に含めたボディカラー」で塗装するとして、当時大きな注目を集めました。

ヴァルキリーの塗料に月の岩の粉塵を含ませるために、わざわざ「月の岩」を購入し、それをソーシャルメディアの前で公開・粉砕して、特別なカラー”Karosserie Lunar Red”というレッド系の塗料に含有。
※Karosserieはドイツ語で「ボディ」、Lunarは「月」を意味

一体、塗料代だけでどれだけの費用が発生するかは不明ですが、ボディパネルの”反射率”や、オーナーの体格に合わせてシート形状を3Dプリンタにて設定できることなどを含めると、オプション代だけで億超えは十分に有り得そう。

ただ、この技術はヴァルキリーには使用されず、先程の説明の通り、別に注文していた超希少なパガーニ・ユートピアに使用されることが決定。

これまでの経緯や、ヴァルキリーをキャンセルした理由については、クリス・シン氏も自身のインスタグラムにて説明しています。

私のヴァルキリーを待った8年間、アストンマーティンはレッドブルとの提携を失い、会社の価値はタンク化、エイドリアン・ニューウェイはプロジェクトを離れ、会社は所有権を変え、かつて偉大なブランドの現在の悲しい殻は、彼らが処理できないと判断した。

このモデルに使われるはずだった非常に貴重なムーンロック。

彼らの損失。

ショーは続けなければならない。

@paganiautomobili @karosseriephl パガーニは今でもオラチオ・パガーニに率いられ、自動車の世界を征服しに行ったアルゼンチンのパン職人の息子であるが、月と混ざることを恐れていない。

このプロジェクトは私にとってとても特別です。

皆さんと共有できるのを楽しみにしています。

@pandragram & @_htz_82 すぐに地面から空を照らすでしょう。

via:Instagram

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