ポロシェ初のハイブリッドを搭載する新型911(992.2世代)が2024年5月28日にデビュー!フルモデルチェンジ版・マツダ新型CX-5にハイブリッド搭載が決定!

遂にポルシェ911がハイブリッド(EV)化!更にマツダ次期CX-5もハイブリッド化するようだ

ポルシェの2ドアスポーツモデルでお馴染みとなる911シリーズ。

現在は992世代がラインナップされていますが、2024年5月28日に911シリーズとして初めてのハイブリッドシステムを搭載する、新型911(992.2世代)がデビューすることが明らかとなりました。

この他にも、マツダのフルモデルチェンジ版・新型CX-5や、アメリカ市場向けとして販売されている新型CX-50にもハイブリッドシステムが採用されることが明らかとなり、時代の流れはピュアEV(100%電気自動車)といよりも、(マイルド/ストロング/プラグイン)ハイブリッドにシフトしているのかもしれません。


ハイブリッド化した新型911は、ニュルにて先代911カレラSより8.7秒も速い

まずは、ポルシェ公式が2024年5月28日にデビューすると発表した新型911(992.2世代)から見ていきましょう。

2022年頃より、ハイブリッドシステムを搭載する次世代911の開発車両が何度かスパイショットされましたが、約2年の時を経て遂に開発が完了。

テスト走行では約310万マイル(約500万km)走らせたとのことで、いよいよ本格的に公道走行可能な「電動化された911」が登場します。

ちなみにこのモデル、既にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでもラップタイムを計測済で、何と北コースのノルドシュライフェでは周回7分16.9秒を記録し、先代のカレラSよりも8.7秒速いことが明らかとなっています。

参考までに、ノルドシュライフェでのラップタイムにおいて、7分16秒付近を記録しているモデルは以下の通り。

◇ドンカーブートD8 RS・・・7分14.89秒

◇シボレー・カマロZL1 1LE・・・7分16.04秒

◇ポルシェ911ターボS(991.2世代)・・・7分17.00秒

◇ポルシェ911GT2RS(997.2世代)・・・7分18.00秒

ポルシェ911および718シリーズの担当副社長であるフランク・モーザー氏は、「当社のアイコンである911シリーズは、1963年にデビューして61年が経過し、今回初めて、公道走行可能な911にハイブリッドドライブシステムを搭載することになる。この革新的なパフォーマンスハイブリッドは911をさらにダイナミックなものにする」と説明。

992.2には、フラット6ベースのMHV?PHEV?

そしてこのモデルは、灼熱の砂漠地帯でもある中東ドバイから始まり、極寒の地といった過酷な場所でもテスト走行を行ってきたとして、ポルシェの品質や耐久性においても自信を示しています。

なお、ハイブリッドパワートレインについての詳細は明らかになっていませんが、燃費効率ではなくパフォーマンスを優先したハイブリッドシステムになるとして、水平対向6気筒エンジンをベースにしたマイルドハイブリッドもしくはプラグインハイブリッド(PHEV)ではないか?との噂もあるようです。

2ページ目:ディスコンと噂されたCX-5も、次期モデルでハイブリッド搭載へ!