GWはやっぱり路上トラブルが多いのか…「飛び石」で激昂してパッシングやクラクションであおり運転するスバルBRZ。追い越してからブレーキするトヨタ・プリウス等

ゴールデンウィーク期間中の高速道路では、普段あまり見かけない光景も

2024年のゴールデンウィーク(GW)は、特に雨予報もなく快晴で絶好のドライブ日和。

私も高速道路を中心としたロングドライブが多く、日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Seren e-POWER LUXION, C28)[2WD]で約1,000km、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)で約1,500km、そしてホンダ新型N-BOXカスタムターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)にて約300kmほど走らせました。

ゴールデンウィーク後半は、トヨタ新型プリウス(Toyota New Prius)にて300kmほど走らせる予定ですが(既に150km近く走行済み)、高速道路では普段中々見かけない「追い越し車線(右側)に長蛇の列ができ、走行車線(左側)はスッカスカの状態」を頻繁的に見かけるため、改めて「ゴールデンウィークらしい光景だなぁ」と染み染み感じながら、走行車線をアダプティブクルーズコントロール[ACC]で優雅に走らせています。


サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)でもGWらしい光景が…

ゴールデンウィークらしさを感じるポイントは、高速道路での走行車線だけでなく、途中休憩ポイントのサービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)。

こういった休憩ポイントでは、普通乗用車や軽自動車専用駐車スペースだけでなく、トラックやバスなどの大型車両が駐車するためのスペースが設けられているのですが、驚きだったのは大型車両駐車スペースに、普通乗車が集中して駐車されていて、一方の普通乗用車の駐車スペースには全く乗用車が停まっていなかったということ。

こういった駐車が増える心理としては、「近くに停めると何かしらのトラブル(ドアパンチ等)が起きる恐れがある」「大型車両用の方が駐車スペースが広くて乗り降りが楽」などが考えられると思いますが、一方で「他の車も停めているから」といった理由も含まれているのかもしれません。

トラックのクラクションや怒鳴り声も

もちろん、こうした行為はトラックドライバーからすれば迷惑な話ですし、案の定SA/PA内ではクラクションやトラックドライバーの怒鳴り声が聞こえていて、いわゆる駐車トラブルが発生。

普段の日常でも全く起きていない?というわけではありませんが、このゴールデンウィーク期間中はかなりの頻度で目撃したように感じられます。

飛び石被害を受ける → ドライバーは激昂してパッシングやクラクションで結果的にあおり運転

続いて、SNSにて何かと話題になっているスバルBRZの飛び石問題。

これは、X(旧:Twitter)ID:@8hPxSoGStM0rorxが、ゴールデンウィーク期間中の渋滞時に体験したものだそうで、内容としては追越し禁止の公道を走行していた相手車両(車なのかバイクなのかは不明)が巻き上げた飛び石が、投稿主であるスバルBRZのボディに当たって傷ができたというもの。

飛び石被害を受けたオーナーは、これに激昂して相手車両に対してパッシングしたり、クラクションを鳴らしたりと激しいあおり運転を繰り返したとされ、しかし同乗していたパートナーさんが過呼吸気味になったのであおり運転を諦めた、というものです。

公道を走る以上、飛び石を避けることは困難

その後の飛び石被害を受けたというオーナーの投稿の続きを見ていくと、どうやらその相手車両は、「追い越し禁止のところで無理やり10台以上を追い越していった」とのことですが、この文面だけだと、被害を受けたオーナーも追越し車線禁止であることを知っていて相手車両を追いかけ、あおり運転をしたのかは不明。

公道を走る以上、飛び石は避けられないので我慢するしかないのですが、一瞬のトラブルによる激昂で周りに迷惑をかけ、他車を巻き込んで事故を起こすことの方が更に危険な行為ですから、こればかりは「運が悪かった」と捉えないと何ともいえないところ。

確かに愛車のボディに飛び石キズが付くのはショックですし、怒りたくなる気持ちはわかりますが、助手席には大切なパートナーさんが乗っているわけですし、もう少し周りを俯瞰できるような器を持つことも大切なのではないかと思います。

ちなみにこの投稿は、SNSにて瞬く間に拡散され、2024年5月5日の午前時点でインプレッション数は735.7万、コメント数は1,070件、リポスト(旧リツイート)数は2,900件を超えているのですが、共感を受けて拡散されているのではなく、どちらかというと投稿者に非があるとして「炎上強め」の意味で拡散されているようです。

2ページ目:追い越し車線から走行車線へと変更した直後にブレーキを仕掛けるトヨタ・プリウス?