マクラーレン・セナに「アイルトン・セナの顔」を描いた特別モデルが登場!日産GT-R R35のボディカラーには「明かされなかった秘密」があった?
世界で最も「アイルトン・セナ」の魂が宿ったマクラーレン・セナだと思う
マクラーレンは2024年5月25日、ブラジルのレジェンドF1ドライバーでお馴染みとなる故アイルトン・セナの30周忌と、モナコGPでの追悼の意を込めて「世界に一台しか存在しない、特別なマクラーレン・セナ」を展示することを明らかにしました。
1994年のサンマリノGPにて、F1ドライバーのアイルトン・セナが事故で亡くって30年…
セナが6回もの記録優勝を果たしたモナコGPに向けて、マクラーレンは全力を尽くすため、同社のF1カーであるブラジル国旗のブルー、イエロー、グリーンを上手く活用するだけでなく、更に公道モデルのマクラーレン・セナでは、リアセクションに「セナの顔」がペイントされた、今までに無いワンオフモデルが登場します。
ここまでアイルトン・セナを前面的に押し出した、マクラーレン・セナは存在しないだろう
こちらが今回、モナコGPにてアイルトン・セナの30周忌追悼のために特別に作られたマクラーレン・セナ。
上述にもある通り、ボディカラーはブラジル国旗をモチーフにしたグリーンやイエロー、そしてブルーの3色にて塗り分けられています。
ラッピングによるものではなく、職人の技術によって実現したグラデーションカラーというのもインパクトがありますが、カーボン剥き出しのボディよりもド派手。
ちなみにフロントフードボンネットには、セナのイニシャルである”S”のロゴもペイント。
巨大なリヤウィングには、イエローにて”SENNA”でペイントされているのが確認できます。
左右のリアフェンダーには、アイルトン・セナが描かれている
そして一番の驚きなのは、左右のリアフェンダーにアイルトン・セナの顔が描かれていること。
運転席側(左)では遠くを見つめるセナの姿が見え、助手席側(右)ではヘルメットをかぶったセナが確認できます。
ちなみに、今回展示用に使用されたセナは、マクラーレンがコレクションとして保管している先行量産車で、外装に加えて内装もイエローのシートを採用し、ドアトリムにはセナの名言とサインが施されています。
ドアトリムには、アイルトン・セナの名言とサイン
ドアトリムには「I have no idols. I admire work, dedication and competence. ”私にはアイドルはいません。私は仕事、献身、そして能力を賞賛します”」と書かれています。
この他にも、このマクラーレン・セナには同氏が1989年~1993年にかけて、マクラーレンで連続5回のモナコ優勝を果たした際に車に付けられた全てのレースナンバーが内外に飾られているのもポイントです(1987年の優勝はロータスで獲得)。
ちなみにこのモデル、車名は「マクラーレン・セナ・トリビュート・カラーリング」で、今後競売に出品される予定もなく出展のみになるとのこと。
いわゆるチャリティオークションにも出品される予定はありませんが、本モデルを求めるマニアは多いのではないかと思われます。