フルモデルチェンジ版・日産の新型ムラーノと思わしき開発車両をスパイショット!プロパイロット2.0搭載濃厚で、テールランプはトヨタ新型ハリアー風?
2024年の日産の目玉モデルには、次期ムラーノも含まれている
2024年秋頃に発表予定となっている、日産のフルモデルチェンジ版・新型ムラーノ(Nissan New Murano, Z53型)。
エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)よりもワンサイズ上のセグメントになるムラーノですが、日産の中期経営計画The Arcでも発表され、2024年内にデビューすることが確定しています。
ちなみに2024年の日産は、全4車種の新車・新型車を導入する計画で、先程の新型ムラーノに続き、既に発表された新型キックス(New Kicks)、フルサイズSUVの新型パトロール(New Patrol)/アルマーダ(New Armada)、そしてインフィニティ新型QX80となっています。
2025年は6車種が導入され、全く新しい新型車が1台、残り5台はフルモデルチェンジを予定。
そして2026年は5車種導入され、何と4車種が全くの新しい新型車、残り1台がフルモデルチェンジを予定しています。
アラビアの公道にて、新型ムラーノの開発車両がスパイショットされる
そしてこちらが、2024年にスパイショットされた新型ムラーノと思われる開発車両。
日産アラビアン公式が投稿したスパイショット画像ですが、ボディ全体にはカモフラージュラッピングにて偽装され、僅かにテールランプ意匠が確認できますが、シャープな水平基調を採用。
昨今のトレンドになっている、センター直結式の一文字テールランプかどうかまでは不明ですが、テールランプ位置はかなり高めのようにも見えますね。
そして今回の開発車両で最も気になったのが、トップルーフにシャークフィンアンテナが2個設けられていること。
新型ムラーノにもプロパイロット2.0搭載確実か
これはピュアEVクロスオーバーのアリア(New Ariya)同様、ハンズオフ運転を可能とするプロパイロット2.0を搭載することが濃厚で、本機能が搭載されていないエクストレイル(T33)との差別化を図ることにも繋がりそう。
ちなみに、ダブルシャークフィンアンテナが設定される理由としては、運転席側に設置されたアンテナが、より精度の高い運転支援を実現するために必要となる準天頂衛星「みちびき」からの情報を受信するため。
これまで同様、GPSからの情報や車両側の360度センシングからの情報に組み合わせることで、センチ単位で自車位置を把握したり、車両の動きを制御することが可能となることから、この手法が採用されています。
こちらはリアクォータービュー。
足もとのアルミホイールは、ここ最近の日産車では定番となっている太めのスポークタイプで、アリアのように整流ホイールと思わせるような近未来感もありますが、縦基調の肉抜きが施されるなど、デザイン面も中々に良さそうなところ。
ホイールサイズは不明ですが、ラージサイズSUVに対してダイナミックなサイズ感であることを考えると19インチ~20インチを履かせている可能性が高そうですね。
画像では確認できませんが、昨今の日産の新型車にあるように、インテリジェントルームミラー(別名:デジタルインナーミラー)や、インテリジェントアラウンドビューモニターなども標準装備されるのではないかと予想されます。