【2024年最新版】「免許取り立ての10代におススメしたい車」が公開！中古車・新車共に最も優秀なのはトヨタ・カムリ／アヴァロン！新車のみだとスバル・インプレッサ
アメリカ調査機関が車でおススメする基準は「安全性」
アメリカの調査機関が、米国道路安全保険協会(IIHS)と消費者報告書(CR)がまとめたレポートより、「10代の免許取り立ての若者におススメしたい車」をカテゴリー別に公開しています。
2つの組織の協力により、10代の若者にとって「最も安全な新車および中古車」のリストを更新。
対象車両には全58台が選ばれ、中古価格は5,800ドル～19,900ドル(日本円に換算して約91万円～約313万円)と定めているようです。
一方で新車に関しては、最低でも23,400ドル(日本円に換算して約367万円)から始まるそうで、その中でも日本の自動車メーカーは好調であり、トヨタがさまざまなカテゴリーで1位を獲得しています。
「安心・安全」と評価する基準は？
各カテゴリーで「どのブランド」「どの車種」がおススメなのか？をチェックする前に、そもそも何をもって「安心・安全」と評価するのかを見ていきましょう。
IIHSによると、2024年に衝突試験を更新し、初めて「10代向けの安全な車両」リストに掲載されているすべての車両が、IIHSの運転席側スモールオーバーラップテストで”良好”または”許容可能”と評価された車が、いわゆる「安心・安全」と評価される車になるとのこと。
他に注目したいポイントとしては、「ブレーキ」「ハンドリング」「信頼性」においてCRから合格点を獲得していることが重要なのだそう。
なお選出された車両のすべてが、車両重量1,247kgを超えており、IIHSのオリジナル中程度のオーバーラップ前面、オリジナル側面、ルーフ強度、ヘッドレストテストで優れた評価を受けており、運転席側スモール オーバーラップテストでも合格または良好な評価を得ているとのこと。
なおこれらの評価は、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が評価した場合、4つ星または5つ星に該当するとのことで、「最良」モデルと「優良」モデルに分けているとのこと。
「最良」モデルには、標準の自動ブレーキシステムが搭載されており、IIHSによる独自の車両対車両衝突防止テストで上級または優良の評価を得ていることが条件となっています。
もちろん信頼性も考慮され、CRスコアは「4」または「5」のみが許可されていて、価格は平均的で、最も低いグレードと最も早い適用年が選択されています。
IIHSが最もおススメする中古車をチェック！
こうした評価の上で、早速「最良」と評価される「IIHSが最もおススメする中古車」をカテゴリー別で見ていきましょう。
【(2024年)最もおススメと評価する中古車一覧】
[小型車]
◇トヨタ・カローラセダン または カローラハッチバック
・モデルイヤー：セダンは2017年以降、ハッチバックは2019年
・平均中古価格：10,600ドル(日本円に換算して約166万円)
[中型車]
◇トヨタ・カムリ
・モデルイヤー：2018年以降
・平均中古価格：9,600ドル(日本円に換算して約150万円)
[大型車]
◇トヨタ・アヴァロン
・モデルイヤー：2017年以降
・平均中古価格：14,400ドル(日本円に換算して約226万円)
[小型SUV]
◇シボレー・エクイノックス
・モデルイヤー：2020年、2023年
・平均中古価格：13,800ドル(日本円に換算して約216万円)
[中型SUV]
◇ボルボCX60
・モデルイヤー：2017年
・平均中古価格：12,100ドル(日本円に換算して約190万円)
[ミニバン]
◇トヨタ・シエナ
・モデルイヤー：2018年～2020年
・平均中古価格：19,100ドル(日本円に換算して約299万円)
以上の通り、各カテゴリにて最も多く選ばれているのがトヨタで、中型SUVでは、意外にもボルボが選出されています。