トヨタ新型ランドクルーザー300に特別仕様車10thビクトリーエディション登場!ブガッティがタイプ55に敬意を表したワンオフモデル・シロンスーパースポーツを公開
何れ日本でも特別仕様車が登場しそうだが、果たしていつになるのやら…
2021年8月に発表・発売されて2年9か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。
日本では発売直後に受注一旦停止となり、2024年5月下旬時点でも受注再開の目途は立っていない状況です。
こうしたなか、中東アラブ首長国連邦では、早くも本モデルをベースにした特別仕様車10thビクトリー・エディションが発表されました。
一体どのような特別仕様車なのかチェックしていきましょう。
いかにもラリー仕様っぽい特別仕様車10thビクトリーエディション
こちらが今回、アラブ首長国連邦(UAE)向けに発表された特別仕様車ランドクルーザー300 10thビクトリーエディション。
本モデルは、既にラインナップされているブラックエディションをベースにした個体で、ブラックのアクセントとモータースポーツからインスパイアされたデカールが特徴となっています。
そして特別仕様車に表記されている「10th」の由来は、ダカールラリーのプロダクション部門におけるトヨタの10連覇を祝うものだそうで、本モデルはUAEでのみ限定で販売されることが決定しました。
ちなみにトヨタの10連覇は総合順位ではなく、量産車部門においての10連覇を意味するそうで、特別に用意されたハイラックスにおいては、2019年/2022年/2023年のダカール・ラリーでタイトルを獲得しました。
ダカールラリーではディーゼルだったが、UAEではガソリンモデルのみ
改めて特別仕様車を見ていきましょう。
エクステリアは下位グレード特有のリフレクター式ヘッドライトや、ブラックアウトされた大口タイプのフロントグリル、更に足元にはランクル300 GR-Sを彷彿とさせるようなダークアクセントのシングル10スポークタイプの18インチアルミホイールを標準装備。
更にドアサイドパネルには、ラリー風のステッカーが貼付されており、オフロード走行時の躍動感を演出。
パワートレインは、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンのみがラインナップされ、最高出力415psを発揮し、トランスミッションは10速AT、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみのため、ダカールラリーにて優勝したディーゼルターボの設定は無し。
10thビクトリーエディションは、デカールと18インチアルミホイールが大きな特徴
先述にも記載した通り、今回の特別仕様車は既に販売されているブラックエディションがベースになっていて、ブラック仕上げのフロントグリルやスキッドプレート、マッドフラップなどの要素はそのままに、個々から更に特徴的なブラックとグレーのデカールセットを導入。
これらのデカールは、リアバンパーまで伸びるような大胆なデザインで、ランドクルーザーのモータースポーツの伝統に敬意を表しています。
もう一つの目立った特徴は、グリップ力の高い285/60R 18インチタイヤを装着していることで、特徴的なダークアクセントの18インチアルミホイールと組合せ、フロントの赤いリカバリーポイントが絶妙なアクセントになっています。
価格は日本円で約1,370万円と結構高額
続いてインテリアですが、標準装備されている9インチディスプレイオーディオや3ゾーンクライメートコントロール、木目調アクセントのオーナメントパネル、本革シート、本革ステアリングホイールを装備。
最後に特別仕様車の価格帯はAED319,900(日本円に換算して約1,370万円)とのことで、ブラックエディションとほぼ同じ価格設定とのことです。