フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの納期が5,000台以上の受注で遂に「2024年11月下旬」まで延びた!日産の次期エルグランド(E53)は3種類のパワートレインを採用か?

新型フリードの勢いが止まらない!どんどん納期が長期化しているようだ

2024年5月9日に先行ティーザーサイトが公開され、その翌日より全国を対象に先行実車展示会が開催されている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。

その翌週の2024年5月16日には、遂に初回先行予約組の1回目受注受付けが開始し、既に納期としては「2024年8月」に入り込んでいることをお伝えしました。

フリードに関しては、デイリーオーダーではなく各販売エリアによってグレードの振り分け台数が制限されている関係で、グレードによっては納期が大幅に遅れるものもあれば、反対に大幅に短縮される可能性も。

ただその一方で、既に全国での受注台数も2024年5月24日時点で5,000台を優に突破しているとのことで、更に納期はどんどんと長期化していることが判明しています。


既に販売店によっては「2024年11月下旬」の納期回答も?!

発売直後から高い注目を集めている新型フリードですが、2024年5月23日に2週目となる受注受付けが開始され、一番最後に注文した車両の納期が概ね判明したわけですが、その納期がまさかの「2024年11月下旬」。

2週目からは、各販売エリアの注文枠も少し拡大されるとの情報もあったため、納期もそこまで延びることはない?と推測していましたが、まさかの1週目注文から更に3か月ほど後ろ倒しになるとは…

このままの調子だと、3週目の受注開始時には「2025年1月以降」の納期がほぼほぼ確定的だと思うのですが、ホンダは今後生産数量を拡大していく予定なのか、それとも一定の生産を継続することになるのか、この辺りは不明。

AIRかCROSSTARによって受付け枠や納期が異なる

しかもここで注意してほしいのは、グレードによって各販売エリアの注文枠が異なるため、特に注文枠が少ないと言われる3ナンバーのCROSSTARは、販売エリアによって1週間で1台~3台しか注文できないところもあるそうですし、これもハイブリッドe:HEVなのかガソリンなのか、2列5人乗りなのか3列6人乗りなのか、によって注文枠の数も異なるため、ある意味でお客さんの車選びの運も大きく影響しそうなところ。

私がお世話になっているホンダディーラーでは、AIRシリーズとCROSSTARの注文割合が半々になりますが、案の定AIRシリーズの方が納期早めで、一方のCROSSTARは既に「納期半年以上」と回答を出しているそうです。

これ忘れちゃダメ!新型フリードは2024年5月下旬時点で「まだ発売されていない」

あと、ここで一つ忘れてはいけないのは、新型フリードは2024年6月27日(木)に発表/同月28日(金)に発売のため、2024年5月下旬時点で「まだ発売されていない」ということ。

過去の車の買い方としては、新車が発売されてから試乗 → 商談・見積もりして検討 → 数日~数週間悩んだ末に注文 → 納期としては1か月~2か月、というのが定番でしたが、今では発売されてからでは納期が既に半年~1年ということも多くなったため、「実車を見ずに注文」という例が増えています。

まさかファミリーユース&エントリーコンパクトミニバンのフリードで、このようなあり得ない現象が起きようとは…

仮に発売日に注文したとしても、納期としては「2025年春頃」という可能性も出てきますから、そこまで納期を急がない方からすれば気にすることではないと思うのですが、現在所有している車の車検が使づいていたり、急きょ車が必要になったりすると、すぐに手に入らない車になっていますから、改めて早い行動と情報収集が重要になってくるのではないかと思われます。

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