ダイハツ新型ムーヴキャンバスが納車されて20か月が経過!頻繁的な「チョイ乗り」は車にダメージを与える?販売店でも受注受付けが再開され具体的な納期も明確に

私のムーヴキャンバスも、早いもので納車されて20か月が経過!

2022年9月に納車されて1年8か月が経過した、ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory G[2WD]。

私の父母用に購入したムーヴキャンバスですが、走行距離も少しずつ伸び、ようやく9,000kmを突破したところ。

月辺りで換算すると450kmとそこまで多くはないものの、普段の街乗り・買い物用、母のリハビリ通院や乗馬教室に通うための足として幅広く活躍していますが、何れも近場なので思ったほど距離は伸びていないようです(その影響で燃費もほとんど伸びていない)。

今回は、本モデルが納車されて20か月経過してのインプレッション内容をまとめていきたいと思います。


いわゆる「ちょい乗り」が多いため、エンジンやバッテリーには良くない乗り方をしている

普段の平日乗りでは、私の母がメインで活用しているのですが、ちょっと気になったのが「乗り方」。

先述にもある通り、近場移動が非常に多いため、いわゆる「ちょい乗り」程度になることから、エンジンや水温が温まらないうちに目的地に到着してしまい、そのままエンジンを切ってしまうことがほとんどなのです(どの目的地も5~10km程度で到着するところばかり)。

そうなると、ディーラーでの点検項目としてはノーマルコンディションの他に、シビアコンディションと呼ばれる使用状況が設定されるのですが、「ちょい乗り」が多ければ多いほどにエンジンやバッテリーなどにダメージを与える影響が大きいために、これがシビアコンディションに該当する可能性もあるんですね。

そもそもシビアコンディションの条件とは?

ちなみにシビアコンディションは、以下のような走り方・使い方が該当するようです。

■悪路(凹凸路、砂利道、雪道、未舗装路)での走行が多い(条件の目安:突き上げ感を感じる荒れた路面/石をはね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする機会の多い路面/ホコリの多い路面)

■走行距離が多い(条件の目安:年間2万km以上、走行する場合)

■坂山道、登降坂路での走行が多い(条件の目安:登り下りが多く、ブレーキの使用回数が多い)

■高地走行が多い(高度2000m以上の走行が多い場合)

■短距離走行の繰返し(条件の目安:1回の走行距離が8km以下が多い場合)

■低速走行の繰返し(条件の目安:20km/h以下の走行が多い場合)

via:Bestcar

そうなると点検項目が増えてしまい、更にはエンジンオイルを交換するサイクルも短くなる恐れがあるとして、点検費用が高額になるということも考えられますが、幸い私のムーヴキャンバスでは、納車後5年間のメンテナンスパックに加入している関係で、シビアコンディションの項目が含まれても点検費用は変わらないとのこと。

この点は、一度最寄りの販売店で確認する必要がありますが、ちょい乗りが多ければ多いほど車に深刻なダメージを与える危険性があることから、使い方を見直すのも一つの考え方かも。

1回あたりの運転でどれぐらいの距離を走らせるのが良い?

そこで気になるのが、エンジンに負荷(ダメージ)を与えないためには、1回あたりの運転でどれぐらいの距離を走らせるのが良いのか?ということ。

これについては厳密な数字や根拠はないものの(ベストカーさん情報では8kmと記載されていますが)、私がお世話になっているダイハツディーラーの情報によると、少なからず1回の移動で10km以上は走らせたほうが、エンジンや水温も温まる状態になっている可能性があるとのこと。

ただし、これはそのときの環境によって変化してくるため、おなじ10km以上でも、冬場の外気温が低すぎたりすると水温が適正値にならないこともあるようです。

なお私がお世話になっているダイハツディーラーの話によると、近場乗りメインで活用している方で、片道2km程度の移動を半年以上繰り返していた関係で、ある日いきなりバッテリーが上がってしまったお客さんもいるそうで…

その方は「毎日頻繁的に乗ってるから問題ないだろう」と思っていたそうですが、チョイ乗りを頻繁的に続けた影響で、車にダメージを与えてしまったことを知り、それ以降は車の乗り方を考え直したそうです。

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