いくら何でも早すぎ!ドバイでは納車すら開始していないテスラ新型サイバートラックがドバイ警察に納車!一方でアメリカでは納車遅延が発生→その理由とは?
ドバイ警察は、話題作りのために「話題の新型車を警察車両」として導入する傾向にあるが…
フェラーリやランボルギーニ、ベントレー、ロールスロイスなど、多数のスーパーカー/高級車を警察車両として導入している、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ警察。
UAEでは、未だテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)の納車は始まっていないものの、何と一番最初に納車されたのがドバイ警察であり、早速ドバイ警察仕様にカスタマイズされて街中をパトロールしている姿が目撃されています。
一体なぜこんなにも早く納車されたのかチェックしていきましょう。
まるでメルセデスAMG G63やG500 4×4を従えてパレードランしているかのようだ
こちらが今回、UAEドバイにて撮影されたテスラ新型サイバートラックのドバイ警察仕様(この画像を公開しているのもドバイ警察公式によるもの)。
後続には、メルセデスAMG G63やメルセデスベンツG500 4×4といった武骨なオフロードモデルが追いかけるように走っていますが、こうして見比べてみるとサイバートラックの近未来的なスタイリングが何とも目立ちますね。
少し角度を変えてみると、AMG G63とG500の間にランドローバー・ディフェンダー(Land Rover Defender)の姿も。
ここまでクロカンに特化したトップモデルが並ぶのも異様ではありますが、それらを従えるサイバートラックは異質。
ちなみにこのサイバートラック、元々アメリカにて販売された世界限定1,000台のみとなるファウンデーションシリーズ。
一体なぜ特別仕様車がドバイの地に降り立ったのかというと…
以前、ドバイ向けの競売に出品された個体だった
実はこの個体、以前当ブログでもご紹介した通り、アメリカからドバイへと輸送 → 競売に出品された個体であることが発覚。
価格は520,000ディルハム(日本円に換算して約2,200万円)で、新車価格は12万ドル(日本円に換算して約1,890)なので、輸送費などの諸々の手数料を考慮すると利益は少ないのではないかと思いますが、最初からドバイ警察用に輸送された個体なのであれば、何となく納得できそうなところ。
そしてこちらが、ドバイ警察に納車された直後のサイバートラック。
まさかステンレスボディの上からドバイ警察仕様にカスタマイズされるとは…
おそらくはペイントではなくラッピングによる施工だと思いますが、この個体でのパトロールは色んな意味で注目が集まるでしょうし、一種の観光名所になるかもしれませんね。